霜月の訪れと突然現れた壁
Diary 1104
前回の日記から相当時間が経ってしまった。気がつけばもう11月。夏の終わりにベトナムに行って色々とキャッチアップして9月の頭に帰国してから丸2ヶ月経った。
この2ヶ月はとにかく体調が良くなく、9月は逆流性食道炎の症状が酷くなって1週間近く瀕死状態で苦しんだこともあったり、10月に入って不眠が酷くなって24時近くにベッドに入っても朝の4〜5時まで寝れなかったり、酷い時は朝の7〜8時まで寝れなかったり、寝れなさ過ぎてそのまま寝ずに翌日の活動を始めたりすることもあった。
胃腸、消化器関係の不調と、不眠によるストレスが10月にピークとなり相当にフラフラしていた。それによって蓄積された日等がピークにもなり、今週の3連休は休もうと決めて、土曜は少し働いたが、昨日の日曜は一日中家にいて、ひたすら寝たり、夕方からNetflixで話題だった地面師を一気見したりして、仕事のことを何も考えずに結構リラックスできた。そのあと、夜も2時頃と遅めだったけれど、ベッドに入った後はスッと寝れて、今日も10時半頃まで1度も起きずに寝れた。
大体最近寝たとしても、2〜3時間で目が覚めたり、寝るまで2〜3時間かかるのは普通だったので、7〜8時間をまとめて寝れたことがほとんどなかったので、結構回復というか、気持ち的に安心できた。
不眠になると睡眠イップス(イップスとはゴルフ用語で、失敗を恐れて打つのが怖くなってしまって、クラブを振れなくなること)のようになって、ベットに入るが怖くなる。今日も寝れないのではないだろうか、どれくらいで寝れるか?この不安な気持ちが余計入眠を邪魔して、結果寝付けないという悪循環に陥ってしまう。
不眠と、消化器関係の不調によって、自分にとってかなりきつい10月となったが、今どちらの対策も講じながらこの課題にタックルして行っている。
理由は大きく2つあると考えている。1つ目は、ずっと切れ目なく仕事をしてきており、オンオフの切り替えが出来ておらず、ずっと緩やかな緊張状態にあったこと。2つ目は、生活習慣。過度な飲酒、運動不足、栄養バランス、不規則な生活リズム。
この1つ目と2つ目は相互作用していて、たまに休んでリフレッシュしないと、心身の回復ができないし、生活習慣の乱れがさらにその回復を妨げる。一言で言うと自律神経が乱れる要素が満載の生活をしてしまっていて、交感神経と副交感神経の自然な切り替えが機能しなくなってきていた。
体調管理やメンタルコントロールは忙しくストレス社会を生きるビジネスマンの基本の基なんだけど、43歳になり、今まで多少無理が効いていたこともだんだんそうで無くなってくることを体感しているし、これまで勢いとかテンション(めちゃくちゃ頭悪い人みたいだが汗)でなんとかなって来ていたことが、どうにもならなくなってくる世代に、突入したことを否が応にも突きつけられてくる。
オンオフの切り替えに関しては、これは本当につい最近からやろうと思ったのだけど、週末全く仕事をしない、もしくは多少したとしても、完全に楽しめる何かイベントや休息日をきっちり作っていく。これは週末でなくて、平日でも自分の場合は良いのだけど、とにかくリフレッシュをして、「無」になれたり、何かに没頭、没入するような時間をして、フィジカルよりも脳のリフレッシュに時間を使う。
で、昨日、Netflixの地面師を見て感じたのだけど、話題作だけあって、見てみると本当に面白いし、夢中になって楽しんでいる自分がいた。普段、休みの日も部活とか言って、暇があれば、仕事やら読書やら、何かしら仕事に関係するようなことに時間を割いていたのだけど、こういう娯楽ということにもっと積極的に触れに行くことも非常に大事だなと改めて気がついた。大人になると、娯楽や人生を豊かにするような楽しい時間も、指を咥えて待っていれば誰かが運んできてくれるものではない。だから、自分でそういう愉しみを味わえる何かを探しに行く自助努力をしなければならない。なんか娯楽のために努力って言うと矛盾しているようにも思えるが、自分自身をentertain(愉しませる)することには、仕事のために自分に負荷をかけるのと同様の価値があると感じた。だからこそ、楽しむために自分に負荷をかけて、楽しさを掴み取る、楽しむ努力を意図的にする、これが今の自分には必要なんだなと思った。
これがオンオフの切り替えのところで、生活習慣に関しては、以下の6点のチャレンジをしている。
1)自炊を増やし、PFCバランス(3大栄養素の管理)とカロリー計算を毎日実施。
やり始めるとなかなか面白い。トレーナーと決めた目標のタンパク質、脂質、炭水化物の量をそれぞれ目指しながら総カロリーの量を調整。
2)飲み会を減らす。酒量を減らす。飲んだ時もバカ飲みしない。
酒と人が好きなので、楽しくなってくるとついつい、酒が進んで、その人とこってり行きたくなってしまう。いい部分でもあるが、ある程度コントロールは必要だ。なんなら、魅力的な相手であれば、お茶でも十分楽しめるわけだし。お酒の場は好きだし、人との社交も自分の中で最も大事な部分なので、全く否定はするつもりもなく、今後も続けていくのだけど、節度だったり持続可能な楽しみ方をできる大人になろう。
3)ジムのトレーナーのパーソナルトレーニングを週1、それ以外に週1〜2、合計週2〜3のジムでのトレーニング。
これは、すでに今週で9週間目になる。2ヶ月切らすことなく続いている。パーソナルをここまで連続したのは初めてだし、食事コントロールも含めて、なんとか続けられている。筋肉量が増え、脂肪が落ち、体重は3キロ落ちた。もっと劇的に落ちてほしいとも期待していたけど、トレーニングの重量や回数も着実に増えていて、体力の伸びも少しずつではあるが、実感できている。これは、亀作戦でもうひたすらコツコツやるしかない。ねばろう。
4)朝散歩
幸せホルモンであるセロトニン分泌が促されると共に、日光を浴びながら適度な運動により心拍数をあげて呼吸を整えることで、夜中に副交感神経が優位だった状態から、活動モードである交感神経優位の状態に切り替わる。セロトニンは夜、入眠を促すメラトニンというホルモンに変わるので、セロトニンが朝、しっかり分泌されると、それが夜のメラトニン分泌につながり、睡眠の質が良くなるらしい。
5)入浴と寝る前1〜2時間はリラックス時間
夜寝る前にリラックスするということはあまりできていなかった。入浴してから、本を読んだり、日記をつけてみたり音楽を聞いたり、ストレッチしたり。なるべくあくせくしない。一日中、戦闘モード、何かをやらねばというようなモードだと夜の副交感神経神経優位のリラックスモードに切り替わらず、寝付けないことに繋がる。つまり、切り替えの時間が必要なわけだ。
6)スマホ断ち
仕事以外でも、SNSやYouTubeを寝る前特にずっとみてしまって、寝れなくなることが多かった。SNSはこれまでも適当な投稿をするだけで、コメントとか他の人や有名人などの投稿をじっくりみるということはやっていなかったけど、それでもなんだかんだ結構スキマ時間とかで無意識に見るというようなことをしていた。特に問題はYouTube。寝る前にベッドで見始めて止まらなくなるという癖があったので、これをなんとかしたいと考えて、寝る前2時間くらいはなるべく触らないとか、スマホを寝室に持ちこなないとかそんなチャレンジを今やっているところだ。これが中々簡単でなく、自分がいかにスマホaddicted(中毒)だったかと思わされる。
長々と書いてきて、疲れてきたので締めくくることにする。色々とハードなこの2ヶ月だったけど、同時に生活習慣やビジネスへの取り組み方を考え直す良いタイミングにもなった。不眠や自律神経の不調、消化器系の不調は一朝一夕で治るものではない。これこそ日々の蓄積。健康の貯金を毎日していくことだ。今までは、健康面は借金地獄(泣)。まぁいつでも今日がこれからの人生で一番若い日だし、いつになっても遅いということは全くないので、ここから改めて心身ともに健康ということにビジネスと同等の優先度を持って取り組んでいこうと考え始めた今日この頃です。
今回は、改善系のことがメインの日記となってしまったが、次回は、今年ここまでを振り返って良かったこと、できて来た事、評価できることなどをフォーカスして書いてみたい。
追記
かねてから節目節目でみてもらっている占いの先生と、ゲッターズ飯田の五星三心占いによると、当方は毎年10月11月が一番良くないらしい。姉が亡くなったのも10月だったし、色々な厄災がこのタイミングということも頷けるかも。どこまで信じるかは別としても、機を引き締めていこう。起業後、不安すぎて、この手の話に縋ろうとする自分がいたし、今でもそうであることは否めない。。。