koto kotora

生き物が好き。美味しいものが好き。宇多田ヒカルが好き。映画・ドラマが好き。旅行が好き。

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最近の記事

朝ドラ感想:虎に翼(第23週)

最終回に向けて、虎に翼がまた最近めちゃくちゃいいですね・・・。 なんか毎日のように泣かされて、出勤前に見るドラマじゃないよーって思いながら、7時半のBS放映、8時の地上波放映見てから出勤。土日は復習してました・・・。 今週は特に、怒る人、戦う人への言葉がけがとても心に響きました。今日は午前中はごろごろ休んでいたのですが、昼前から復習し始めたら復習・反芻・復習・反芻・・・が止まらなくて1日終わってました。 ツイッターにだーっと復習感想あげたのですが、流れていってしまうので、

    • Utada In the Flesh 2010への旅

      注)この記事は2010年1月にUtada In the Flesh 2010ツアーの初回、ハワイ開催に参加した私が帰国後すぐにまとめた備忘録を編集したものです。10年以上も前だなんて!というわけで、お名前はハンドルネームも含めて伏せてあります。 はじまり。2009年9月ごろ。 いつも読んでいた宇多田ヒカルファンのブログ主がチャットを開いた。覗いてみると、数名の参加者。おそるおそる書き込みをしてみたことが全ての始まり。あっという間にみなさんとチャット仲間になった。11月初旬に

      • 映画 ラストマイル

        アンナチュラルやMIU404が好きな人は必ず行く映画、でしょうけれど、ドラマを見ていない人が行っても、この制作チーム(脚本家・監督・プロデューサー)ががっちりファンを掴んでいる理由がわかる映画だろうと思いました。 エンタメとしてハラハラドキドキ、最後まで気を緩められない展開、奥行きのある人物設定、見ているひとりひとりが他人事ではいられない社会問題への切り込み。 ドラマよりずっと短い映画なのに、主役ふたりの人となりだけでなく、周辺人物もよく描かれていて引き込まれました。

        • 映画:PAST LIVES/再会

          GWに見てきました。韓国と米国の合作映画。 予告編では極上のラブストーリーという紹介で、もっぱら恋愛映画として宣伝されているのですけれど、少し違う印象の映画でした。 12歳で韓国からカナダへ家族とともに移住したソヨン。 ノラという新たな名前でさらに米国へ移住し、成功をおさめているといってもいい人生。 その彼女が12歳で別れたきりだった幼馴染のヘソンと再会する物語。 12歳の頃、ソヨンとヘソンは互いに相手のことを好きで、将来は結婚すると言っていたほどの仲良しだったから、初恋

          映画 不思議の国の数学者

          昨日見てきました。 学問の自由を求めて脱北した天才数学者ハクソンと、優秀者ばかりの高校で数学の成績が振るわず、転校を勧められている学生ジウの交流を描いています。 ハクソンは数学に没頭したいけれど脱北者として韓国で暮らす中で、息子と対立し、死別した背景があり、高校で警備員として身分を隠して働いています。 ジウには貧困層向けの特例枠で入学した背景があり、母子家庭で母親の期待を背負っているため転校したくないという事情があります。 そんな2人が出会って数学を通して信頼関係を築い

          映画 不思議の国の数学者

          映画:The Son/息子

          先日、見てきました。わりと明るい印象のポスターで、予告編を見ると、息子がうつ病を患っているのだなとわかります。 きっと、親子の再生の物語的なものだろうと思って、俳優もヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、アンソニー・ホプキンスと有名な人が出ているし、と軽い気持ちで見に行ってしまいました。 が、実際はかなり厳しい内容の映画でした。 少なくとも、うつ病で苦しむ当事者やその周囲の人が見に行く場合には、メンタルサポートを受ける準備が必要ではないかと思います。 同じ監督の過去作

          映画:The Son/息子

          MIU404:人は後悔とともに生きていく

          映画でもドラマでも、すばらしい作品ほど感想を書けないもので、 書けば書くほど自分の語彙の足りなさを痛感し、 作品のすばらしさの微塵も伝えられないもどかしさに落胆して、 すばらしいから見て。以上。みたいになってしまうのですが、 どんなに言葉が足りなくても、自分で書くことが大事なんだよ、 とツイッターのタイムラインに流れてきた誰かの言葉に励まされたので、 このドラマのどこが刺さるのか、ちょっと書いてみようかと思います。 ここからはネタバレ入るので、見てみようかなと思ってる人は、

          MIU404:人は後悔とともに生きていく

          映画:ジェニーの記憶(The Tale:R18+)

          アマプラで見ました。 子供への性犯罪を扱ったかなり重い内容なので 気軽にオススメはできないですが、とても良い作品でした。 主演女優のローラ・ダーンの演技がすばらしい。 子供への性犯罪がどのように行われているのか。 子供はその被害をどのように飲み込んでいるのか。 ということについて、とても緻密に描かれています。 監督のジェニファー・フォックスの実体験に基づく物語で、 主人公も同じ名前でした。 以下ネタバレ満載なので、ご注意ください。 子供への性犯罪がどのように行われているの

          映画:ジェニーの記憶(The Tale:R18+)

          映画のパンフレット

          少し前に実家に残っていた私の荷物がどっさり送られてきました。 その中に映画のパンフレットが20冊ほど入っていました。 いつ頃から映画を見るのが好きだったんだろう・・・ 作品の上映時期を見てみると、高校生になった頃から しばしば映画を見るようになったようです。 当時はパンフレットを買っていました。 ナウシカも映画館で見ている様子。全然覚えてないですけど。 レインマンも映画館で見たなんて。実に記憶にありません。 このパンフレットの中で映画館で見たことを覚えてるのは シンドラーの

          映画のパンフレット

          映画:来る(PG12)

          取り憑かれて大変なタイプの怪談を映像化。 ホラーでひんやり、というよりはおもしろい映画でした。 血がドバーッとか虫がいっぱいとかいう描写があるので 苦手な人は見ない方がいいですが、予告編は怖いけど、 本編はおもしろい!の方が勝りました。 以下ネタバレしてるのでご注意ください。 まず、役者さんがすばらしい。 柴田理恵と松たか子を見るために見てもいいくらい最高です。 どちらもお祓いをするプロとして出てくるのですが、 迫力あってうまい。 そして日本のあらゆる宗派の宗教家、 神

          映画:来る(PG12)

          +10

          植物のかたち

          植物のかたち

          +10

          映画:The Best of Men(人間の最高)

          パラリンピックを創った人の実話をもとにした映画です。 日本向けの予告編がなかったので英語字幕付きを貼ってます。 戦争で脊髄を損傷し歩けなくなった青年たちを立ち直らせた医師の話。 アマプラで見ました。 パラリンピックが戦争で傷ついた兵士たちのリハビリを起源にしている というのはどこかで聞いたことがあったのですが、 イギリス軍の負傷した兵士たちを助けたのが ドイツから亡命したユダヤ系医師だったこと、 最初は病院で開催されたことなど、 映画を見てからまたネットで調べてふむふむと勉

          映画:The Best of Men(人間の最高)

          映画:タクシー運転手 約束は海を越えて

          先日BSで放映されていたようですが、平日昼間だったので見ることができず。 ツイッターでとても良い評価を見かけたのでアマプラで見ました。 ソン・ガンホのファンになりましたよ。すごい俳優さんだと思いました。 そしてすごい映画でした(←語彙・・・) 普通の庶民だったタクシー運転手の主人公が儲け話と思って ドイツ人ジャーナリストを乗せて光州へ向かったことで 人生が変わってしまう話です。 1980年の光州事件の現場に居合わせてしまったタクシー運転手の話。 この映画を見てから光州事件

          映画:タクシー運転手 約束は海を越えて

          映画:WAVES

          先週末に見てきました。 映像や内容がムーンライトと近い印象だなと思っていたら、 同じ製作会社A24の作品でした。 色鮮やかな映像と音楽がすばらしく、 とても厳しくてつらい家族の物語でした。 ネタバレ気味なので、これから見る人はお気をつけくださいませ。 兄タイラーと妹のエミリーのふたりが主人公の物語。 前半は高校生のタイラーが頂点から転落していく姿が描かれます。 レスリングのスター選手として幸せな青春を謳歌しているタイラー。 父親が彼に勝つこと・成功することだけを強く求め

          映画:WAVES

          映画:Hidden Figures(ドリーム)

          数年前に見てすぐにDVDを買いました。すばらしい映画でした。 主な登場人物は数学が抜群に出来る黒人女性達。 白人男性ばかりのNASAで、白人女性も差別されている時代に、 さらにその下に見られていた彼女達がその立場を実力で華麗に覆す、 そんな映画でした。しかも実話! もうかっこよすぎて惚れます。 特に、優れた計算能力を発揮するキャサリンが 少しずつ少しずつ壁を破って、 白人女性も入れない会議に入っちゃったり、 宇宙飛行士に計算能力を認められたり、 見ていて爽快なんです。 彼女

          映画:Hidden Figures(ドリーム)

          映画:yesterday

          10代に聞きまくっていた The Beatls。 私の人生初めてのCDはお誕生日に買ってもらった White Album でした。 ちょっとコメディタッチだし、 正直なところ物語にはあまり期待してなかったのですが、 ビートルズの曲がたくさん流れるんだろうな、 映画館で聞くのはいいだろうな、 という気持ちで見に行きました。 良い意味で裏切られて、特に後半の展開に感動しました。 涙出そうになりましたよ・・・ ある日、The Beatles が存在しない世界に生きることになっ

          映画:yesterday