Emma/おしゃれの小部屋

今ではさびれた商店街にヒッソリ営業している『おしゃれの小部屋』という名のブティックを営む母を持つ、商売人の背中を見て育ったアラフィフの日常の呟きや、現役40年以上の未だ現役で店に立つ母との会話を含めた投稿です。

Emma/おしゃれの小部屋

今ではさびれた商店街にヒッソリ営業している『おしゃれの小部屋』という名のブティックを営む母を持つ、商売人の背中を見て育ったアラフィフの日常の呟きや、現役40年以上の未だ現役で店に立つ母との会話を含めた投稿です。

マガジン

  • 親と子とお洋服と etc

    おしゃれの小部屋で何度も読みたい、じっくり思い出したいエピソード、お洋服と親子とエトセトラ、そんなストーリーを集めてみました。

  • たくさん受けてきた御恩

最近の記事

週末に仕込んでおいたカレーの鍋をそろそろ開けたくて、母に協力依頼。 【ちなみに今回は裏ゴシトマトの缶詰を使ってるから少し酸味があります】と注釈をつけてみたら、返ってきた回答が【酸味と腐敗の味覚の違いはまだ大丈夫です】と返答あり。生きてる限りは五感を大切にしていたいね(笑

    • 読みなさい/川柳コピペで/無言圧/テクノロジーと/新聞と 生きてるよ/川柳ネタと/emojiと【リ】 でも、今日のやつは面白かった、毎日新聞サラリーマン川柳より 【税率は 同じシャネルも しまむらも】

      • オートクチュールとプレタポルテ

        こんにちは。皆さんはオートクチュールとプレタポルテという言葉は聞かれたことがあるかと思います。 ザックリ言うと オートクチュール(haute couture)オーダーメイド1点ものの高級服やその店のこと。限られた個人客から注文を受け、個人の体形に合わせて手作業で制作した服。 プレタポルテ(prêt-à-porter)高級な既製服、単に既製服のこと。日本では高級既製服、という意味で使われている。※ともにWikiより抜粋 この表現を我が70歳オーバーの現役店主に例えると、

        • 今となっては銀行いらずな母の店(泣) みなさんの小さいころころからのクセ、ありますか? https://stand.fm/episodes/5ffe7ee8288f4d9db2a8b04d

        • 週末に仕込んでおいたカレーの鍋をそろそろ開けたくて、母に協力依頼。 【ちなみに今回は裏ゴシトマトの缶詰を使ってるから少し酸味があります】と注釈をつけてみたら、返ってきた回答が【酸味と腐敗の味覚の違いはまだ大丈夫です】と返答あり。生きてる限りは五感を大切にしていたいね(笑

        • 読みなさい/川柳コピペで/無言圧/テクノロジーと/新聞と 生きてるよ/川柳ネタと/emojiと【リ】 でも、今日のやつは面白かった、毎日新聞サラリーマン川柳より 【税率は 同じシャネルも しまむらも】

        • オートクチュールとプレタポルテ

        • 今となっては銀行いらずな母の店(泣) みなさんの小さいころころからのクセ、ありますか? https://stand.fm/episodes/5ffe7ee8288f4d9db2a8b04d

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        • 親と子とお洋服と etc
          3本
        • たくさん受けてきた御恩
          1本

        記事

          今の私があるのは母のおかげ

          先日、野本響子さんのセミナーを受講させて頂きました。   野本さんの根底にあるものに触れるためには、私という人間を知ってもらう必要がある、ということで、約1時間、野本さんの生い立ちからキャリア形成までのお話を頂きました。   今の私は、母の店を何とかするぞぉ!と息巻いてはいますが、フリーランスで仕事をしながら、なかなか後回しになりがちな家業のテコ入れの時間をちびちびと捻出しています。   よく、早期リタイヤとか、仕事は辛くて仕方ない、という声も方々で聞きますが、私にはあまり仕

          今の私があるのは母のおかげ

          そう、いくつになってもこういう在り方、生き方と包容力を女性には持っていてもらいたい、そのためのほんの少しだけお手伝いができる空間にしたい、と思っています。ラジオにハマってます(笑 https://stand.fm/episodes/5ffbf40a6e04f78640a0bc75

          そう、いくつになってもこういう在り方、生き方と包容力を女性には持っていてもらいたい、そのためのほんの少しだけお手伝いができる空間にしたい、と思っています。ラジオにハマってます(笑 https://stand.fm/episodes/5ffbf40a6e04f78640a0bc75

          後日談、この営業マン、新しい名刺をもって再び店を訪ねてきてくれたようです。可愛がられる人って、きっとこんな人なんだろうな。そして、70代オーバーの店主の寿命とやる気を伸ばしてくれて、本当にありがとう。 https://note.com/kotobalab/n/n5d02d768c0bf

          後日談、この営業マン、新しい名刺をもって再び店を訪ねてきてくれたようです。可愛がられる人って、きっとこんな人なんだろうな。そして、70代オーバーの店主の寿命とやる気を伸ばしてくれて、本当にありがとう。 https://note.com/kotobalab/n/n5d02d768c0bf

          ラジオ世代

          新年明けましておめでとうございます。 といっても、もう年が明けて1週間が経過しましたが、大寒波の中の九州、一面雪景色となりました。 母の店は、「ツルツル」早じまいに「ツルツル」臨時休業。ご近所の宅配ピザ屋もうどん屋も臨時休業されていました。 去年、母から「ラジカセが壊れたから買い買えようか私が次に壊れるのが早いか」といったようなメッセージが来ました。   ラジカセが欲しい、と言われても・・・今の時代、そもそも『ラジカセ』って(笑 ラジオ+カセット=ラジカセ、皆さんご存じ

          こんな雪の中、売り上げはもちろんないのにメーカーがに集金に来た、大金をお支払い!とLINEが。良かったね、誰か尋ねてきてくれて(爆 昨日は『ツルツル』早じまい、本日は『ツルツル』休業らしいです。

          こんな雪の中、売り上げはもちろんないのにメーカーがに集金に来た、大金をお支払い!とLINEが。良かったね、誰か尋ねてきてくれて(爆 昨日は『ツルツル』早じまい、本日は『ツルツル』休業らしいです。

          73歳現役店長のLINEの返事『り』は、理解していて使っていた若者語であったことが判明。『だって、若いもん』と。介護や老後の面倒をとても出来そうにない娘が、選んだ母だけありそうだ(苦笑)

          73歳現役店長のLINEの返事『り』は、理解していて使っていた若者語であったことが判明。『だって、若いもん』と。介護や老後の面倒をとても出来そうにない娘が、選んだ母だけありそうだ(苦笑)

          みんなは歳をとるって思ってる?

          久々の投稿になりました。 スマトラ島の中野美紀子さんのオンラインサロン内のBARの中で出た質問の中で、 『みんな歳取るって思ってる?』といった話が出てきました。 その日ご参加の【バニュマス2丁目変態村】のみんなが、首をブルンブルン振りながら、NO!と言ってたことがとても印象的でした。 そう、私はもうおばさんだから・・と言っていたら、まるで自分に【オバサン】になる魔法をかけるかのように年を2倍速で重ねていきますし、 例えば、いくつになっても好奇心がたくさんでワクワクしち

          みんなは歳をとるって思ってる?

          d払いの営業マン

          母のブティックに最近話題のd払いの営業マンが来たそうだ。 門前払いにしたのかな? と思いきや、ランチの時間をずらして話を聞いたそうだ。 若い感じの良いお兄さんに、年寄りが説教でもしていたのかしら。 ベテラン社員が新人教育を兼ねて、訪問営業中な様子。流石にベテラン社員は、70歳越えの店主の懐に入るのがうまい! 「僕には何でもご相談ください、とお客様にはお伝えしていますから、d払い以外でも何でもお気軽にご連絡ください!」 このご時世に貴方達が、こんな場所にまで営業に来

          72歳母にLINEをした。 返ってきた返事が『り』なのは、流行最先端を自負した上でなのか、慌てて返事したのかは謎。 #70代現役店主 #異世代間コミュニケーション #商店街

          72歳母にLINEをした。 返ってきた返事が『り』なのは、流行最先端を自負した上でなのか、慌てて返事したのかは謎。 #70代現役店主 #異世代間コミュニケーション #商店街

          商店街のハローワーク

          ここ数年、ブティックが入居しているビルの上の住人である60代前後の男性が、よく店を訪ねてくるそうです。 もちろん、お買い物をされるわけではなく、脚立代わりに椅子を貸して欲しい、といった類の要件でいらっしゃるようです。 私としては、誰でも敷居をまたぎやすい店、と思うとほっこりもしますが、椅子を借りるたびに、いや、何となく通りかかった際に差し入れを持ってきて下さることに、他ならぬ私の娘が喜んでいたりします。 そんなおじさんに、先日母は、おじさんからの話の流れでご近所のタクシ

          商店街のハローワーク

          去年の終わり。 毎年母に頼まれている年賀状に1パターン新しいイメージのものを 挿入してみたのがコレ。 『何コレ、却下』と言われ、チーン(苦笑)だけど思う。 生涯現役で【女性】もしくは【仕事人】でいられるような店でいたいんじゃ?どこまで何を採択してくれるかは、70代現役母次第。

          去年の終わり。 毎年母に頼まれている年賀状に1パターン新しいイメージのものを 挿入してみたのがコレ。 『何コレ、却下』と言われ、チーン(苦笑)だけど思う。 生涯現役で【女性】もしくは【仕事人】でいられるような店でいたいんじゃ?どこまで何を採択してくれるかは、70代現役母次第。

          腐ったご飯と腐りかけたタマネギと

          凄いタイトルだな(笑) これは、小学生だったころの大正元年生まれの祖母の後ろ姿についての回顧録です。   働き盛りの母を助けるという母心だと思いますが、大分県から祖母が時折泊りにきていました。昭和生まれの父方の祖母と違い、キヨババ(と呼んでいました)は、とにかく奥ゆかしいお婆ちゃん。 小学校低学年の私が帰宅する時間になるとおやつを作ってくれるのですが、【へこ焼き】と呼ばれる、今でいうクレープのような、ガレットのような、薄力粉を水でただ溶いただけのものを薄焼きにして、黒砂糖を

          腐ったご飯と腐りかけたタマネギと