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今の私があるのは母のおかげ


先日、野本響子さんのセミナーを受講させて頂きました。
 
野本さんの根底にあるものに触れるためには、私という人間を知ってもらう必要がある、ということで、約1時間、野本さんの生い立ちからキャリア形成までのお話を頂きました。
 
今の私は、母の店を何とかするぞぉ!と息巻いてはいますが、フリーランスで仕事をしながら、なかなか後回しになりがちな家業のテコ入れの時間をちびちびと捻出しています。
 
よく、早期リタイヤとか、仕事は辛くて仕方ない、という声も方々で聞きますが、私にはあまり仕事が辛くて症に合わなくて仕方ない、という経験はありません。(でも、だからといって、夜遅くまで残業を続けて私は24時間働ける!といっていたイタイ時代はどうかな、とは思います、爆)
 
それには、幼いころから、両親からの背中で感じとっていた『仕事』に対する空気感があったんだろうな、と思っています。
 
母はいつも仕事最優先、父も仕事最優先。仕事が軌道に乗らずとも、借金を抱えていようとも、仕事に夢中になっている、そんな印象しか受けませんでした。そして、そんな姿に自然と憧れを抱いていたんだと思います。
 
高校を卒業して、早く働きたい!と言い出していた時も、『早くそっちの世界に行きたい』という思いが強かったし、そこには『自分でつかみ取っていく自由がある』と信じていました。

今でもよく『趣味は何?』と聞かれて、『仕事』と答えそうになるのをグッっとこらえてみると、じゃあ、他に何があるのさ、という気分になったりもして、『仕事以外に無いのかよ』というツッコミを自分に入れたくなることもあります。でも、それくらい『嫌い』ではないということなんです。そして、その一つは『嫌だなぁ』という仕事は選んでこなかった、ということもあると思います。

現在、私の娘は小学校低学年ですが、早く働きたい、とよく言っています。そして、私は大して心を込めて、本気では言っていなかった『ばぁばの跡継ぎになる』を本気で言っています。

お友達の、のんちゃんとかなちゃんを一緒に巻き込んで、美容室兼喫茶店、そしてブティックをするそうです。さらには、複数の店舗を展開して、お友達をアルバイトとして雇う、と8歳の割には具体的な妄想をしているようです。

さて、そんな母や父の背中には感謝はしています。ただ、「厚生年金の方が手厚いんだから」と未だにフリーランスになった私にグチグチと言うのは、少し控えて頂きたいものです。

親が子を心配する気持ちは良く分かりますが、、、誰の背中を見てきたと思っているんだ!


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Emma/おしゃれの小部屋
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