子どもは想像以上に親のことを気遣っている。
娘に気を遣ってもらい、自分の行動を思い直した。
子どもは自分が思う以上に気遣ってくれている。
5ヶ月息子を抱っこ紐で寝かしつけていて、
妻がドライヤーを使っていたため、
寝室に入り、扉を閉めた。
後から妻から聞いたことだが、
そのとき娘が寂しそうに一人、
扉の前で座り、本を読んで、
妻のドライヤーが終わるのを待っていたとのこと。
妻が寂しそうに待っていた娘に「どうしたの?」と聞いてみると、
「パパに扉を閉められちゃって、
寝かしつけをしてるだろうし入ったら悪いかな〜と思って、
入れなかったからママが終わるの待ってた」
と返ってきたらしい。
娘に対して扉を閉めたわけでもなくて、
特に何も意識せず、
ただただ、ドライヤーの音で息子が寝られないと
みんな困るな〜と思って扉を閉めただけだった。
すぐそこに娘がいるという意識が薄れていた。
扉を閉めたけど、娘が入ってきてもウェルカムだった。
でも娘は気を遣ってくれて、一人で座って待っていた。
娘は想像以上に気を遣ってくれている。
自分が気づいていないところで気を遣ってくれている。
自分の想像以上に娘はよく見ているし、よく考えている。
扉を閉める前に娘に一声かけてあげられたらよかった。
「今、いとくんが寝そうなんだけど、
ドライヤーの音で起きちゃうかもしれないから、扉閉めるね」
「あさちゃんも一緒にこっち来る?」
と一声かけてあげられたらよかった。
そんなちょっとした気遣いがあったらよかった。
息子が泣いてたりすると、
どうしても息子にベクトルが向き、
つい娘への意識が薄れてしまいがち。
でも娘だってお話したいし、
遊びたいし、かまってほしい。
息子が泣いてたとしても、
娘がすぐそこにいるということ、
気遣いまでしてくれていることを自覚したい。
泣いてる息子をみていればいいわけではないし、
妻がいるから大丈夫、ではない。
そのときその場面で状況は違うし、
娘の心持ちもそのときそのときで違う。
娘が気遣ってくれているように、
僕も相手を気遣う行動が取れるようにしていきたい。