「一緒に笑った」なんて小さな思い出が大事な思い出になったりもする。
小さな思い出が後々、自分にとっては大事な思い出になったりもする。
娘と今週放送されたパウパトロールを一緒に観ていた。
娘はパウパトが大好きだから当然のめり込んで観る。
僕はパソコンで作業しながら横目で観ていた。
途中、娘が好きそうなシーンがあって、
横目で観るのをやめて、ちゃんと観ることにした。
すると案の定、娘が大爆笑した。
僕も同じく、同じところで一緒になって笑った。
一緒に笑って、娘と
「なに今の〜!!面白かったね〜!!」
「あとでもう一回観ようか〜笑」
なんてシェアした。
そんなやりとりをしている娘はすごく嬉しそうで、
僕もそんな娘の姿を見て嬉しくなった。
娘が好きそうなシーンだな〜というあたりをつけて、
横目で見ていたのをちゃんと見たことで、
一緒に楽しむ時間を作れた。
自ら同じ時間を過ごそうとするのって大事だなと気づいた。
きっと、ちゃんと見ていなかったら、
娘とその場で楽しむ時間は共有できなかった。
「娘が好きそうだな〜」
「これ絶対盛り上がって後から『パパ、今の面白かったから見て!』なんて言われるだろうな〜」
「きっと今一緒に見たら楽しくなるだろうな〜」
なんてことを思って、
そのときその瞬間に動いていなかったら、
同じところで笑って楽しむという時間は生まれなかった。
子どもって小さなことでも結構覚えているもので、
想像以上に事細かに覚えていたりする。
だから、こうして一緒に観ていてめちゃくちゃ面白かったよね〜、
ということもおそらく、娘はちゃんと覚えている。
こんなふうに一緒に過ごして楽しかった思い出を作りたい。
パウパトのワンシーンを見て一緒に爆笑した、なんて
小さな思い出かもしれない。
でもそういう小さな思い出が意外と印象に残っていて、
大きくなったときに親とこんなことしたよな〜なんて思うもの。
僕自身がそう。
日々、なんだかんだいろいろとやることがあって忙しくしている。
そんな忙しい日々を送っていると、
つい子どもとなにかを一緒に楽しむ時間も少なくなってしまったりする。
僕は仕事が好きだから、
ちょっと時間が生まれようものならつい仕事をしたくなってしまう。
仕事はもちろん大事だけど、
今の年齢の子どもと過ごせる時間も今しかない。
なかなかメリハリをつけ切れていないから、変えていこう。
あとあとで後悔することのないように、
自分のためにも、
子どもと一緒に過ごして楽しかった思い出をつくれるようにしていこう。
そのために、自ら同じ時間を過ごそうとすること、を大切にしていきたい。