雨だからこそ良い思い出になることもある。
「〜だからやらない」じゃなくて「〜だからこそ」でいたい。
GWの最終日、娘の念願のパウパトロールに会ってきた。
以前、パウパトロールに会えるというイベントに参加したものの、
イベント運営がひど過ぎてパウパトロールをまともに見ることもできず、
娘にがっがりさせてしまっていた。
そんなことがあったから、
次にパウパトロールに会える機会があったときには、
確実に会えるようにしてあげたいなと思ってのイベント参加だった。
ただ、あいにくの悪天候で、
撮影会の場所が変わったり、
他のパウパト関連の予定されていたイベントも中止になった。
台風のような天気になることがわかっていたから、
イベントに参加するかどうかも迷った。
3歳の娘と妻と僕だけの3人での参加だったら、
迷うことはなかったかもしれない。
今は0歳の息子もいるから雨の日の外出も考えもの。
0歳との外出となると、荷物も多い。
(ほとんど妻が用意してくれて毎度ほんと感謝。)
荷物が多い上に、
雨除けをしながらベビーカーや抱っこ紐での移動、
娘がグズったときに抱っこすることも考えると、
雨の日に外出するのはあまり気が進まない。
ただ、妻と相談し、娘がめちゃくちゃ楽しみしていたから、
天気悪くて大変でも行こう、と決めた。
と同時に、雨だからこそ、忘れられない1日になるかもしれない、
と思えた。
面倒事が多いのはわかっている。
不便なことも、何かと大変なこともわかっている。
でも、そんな状態だからこそ、
思い出深い出来事になりそうだな〜と思えた。
事実、めちゃくちゃ大変だった。笑
パウパトのイベント参加の後に、友人宅へ遊びに行く予定だった。
そこまではそりゃあもう濃密で大変だった。
思った以上に風が強くて雨は横から降ってくるし、
寒くて風邪ひきそうなくらいだったし、
会場のトイレが遠くて娘をトイレに連れて行くのも一苦労だったし、
パウパトにイベント時間までの間の時間を何とか他のイベントに参加して繋いだり、
娘の靴はずぶ濡れになり、靴下まで濡れて、
途中、サンリオショップによって靴下を調達したし、
娘が歩いていてこけて洋服がどろんこになったし、
息子にミルクをあげるタイミングを考えつつ、
授乳室を探したり、
娘が友人宅で飽きないように塗り絵を調達したり、
と、短時間にいろいろとあった。
確かに大変だった。
けど、結果、娘はめちゃくちゃ嬉しそうにしてくれて、
最高な笑顔を見せてくれて、
大変だったことが印象深い思い出になった。
晴れだったら、間違いなくスムーズに動けたし、
楽だっただろうし、過ごしやすかったと思う。
でもここまで印象深い日にならなかったかもしれない。
娘がこけてどろんこずぶ濡れになることもなかった。
雨だったからこその思い出ができた。
数年後に振り返ったとき、良い話のネタになった。
日々過ごしていると、「〜だからやらない」ってことは結構ある。
でも、なんでも表裏一体。
「〜だから」ということでも、
「〜だから”こそ”」と考えてやってみると、
得られる結果がまるで違う。
ポジティブな出来事になる。
自分がいかに何かと理由をつけて、
やらないと決めているのかに気づけた。
やらない理由なんていくらでも思いつくものだよなぁ。
「〜だからやらない」じゃなく、「〜だからこそやってみる」ことで、
ちょっとした出来事も輝いたものになったりする。
そんなふうにしながら、
日々のちょっとしたことを押し上げていきたい。