娘がLEGOの対象年齢を飛び越えて遊ぶ姿から、まずやることの大切さに気づいた話。
先日参加した、LEGOのイベント。
実は、妻から最初
「こんなイベントやってるけどどうかな?」
と言われたとき、頭の中では
「LEGOってもっと対象年齢高いんじゃなかったっけ?」
て思った。
でもすぐに
「あ、LEGOデュプロもあるし、アナ雪あるみたいだしいっか!」
と思い出して、えいやーでイベントに参加してみた。
目当ての無料配布アナ雪LEGOはゲットできなかったものの、
代わりに配布されていたLEGOと、LEGOショップでアナ雪をゲット。
代わりに無料配布されていたLEGO、ゲットするために1人で20分くらい並んだ。
もらえる列がいくつかあり、妻と娘はスルスルと先に行きアナ雪の代わりに配布されていたLEGOをゲット。
僕はアナ雪のLEGOがもらえると思われる違う列に1人で並んだ。
周りは子連れファミリー。
もらえる条件は、チラシに書いてあるディズニープリンセスの衣装を、展示してあるLEGOの中から探してキーワードを見つけ、そのキーワードをスタッフさんに伝えるというものだった。
答えは簡単で「プリンセス」。
子どもでもわかるクイズで、周りのファミリーもみんな「プリンセスだね〜」なんて言って楽しんでた。
僕も列に並びながら答えを確実なものにして、自分がもらえる順番が近づく。
近づくにつれ、「プリンセス」とスタッフに伝えているのがみんな子どもだということに気づいた。
周りはみんな子連れファミリー。
子ども向けのイベントだから、当然クイズに答えるのも子どもの設定。
でも、僕のファミリー、妻と娘は先にスルスルと行ってしまい、僕は1人。
これはいかん。僕がプリンセスと答えなきゃいけない。恥ずかしすぎる。。
と、焦っていたら順番がきてしまった。
「次の人どうぞ〜!」
スタッフさんは笑顔。
「えっと、子どもが行ってしまって僕1人なんですけど大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ〜」
「あ、ありがとうございます。」
「(スタッフさん)・・・」
いや、なんか言ってくれよ!
「クイズの答えは?」とか「あ、じゃあお子さんにこちらどうぞ!」とかさ!
無言やめてよー。やっぱり答えを言わないともらえないのか。。
トホホ。。
スタッフさんに答えを伝える。小さな声で
「プリンセス」
「はい!ありがとうございます!こちらどうぞ〜!」
34歳のおじさんが1人で「プリンセス」とマジメに答える。
もう滑稽で笑った。
何やってんだろ。
面白すぎて妻にすぐに話して爆笑してもらって救われた。
そんな、ちょっと勇気を出してゲットしたものということもあって、家に帰り、僕がLEGOのベースを作ってみた。
その先を娘に「好きにやってごらん」と渡してみた。
ゲットしたLEGOに記載されていた対象年齢は5歳以上。
娘は3歳。
気にせず渡してみた。
すると、まあ上手に遊ぶ。
想像以上に手先が器用で、上手い。
対象年齢って書かれていると、ちょっと一歩引いてしまうことがある。
けど、対象はあくまで対象。
世の中にはガチの対象年齢もあり、やってはいけないものもあるが、
子どものおもちゃに関しては、あくまで対象。
興味を持ってたなら気にせず「やってごらん!」が良い。
娘は細かなLEGOで遊べるようになった。
ちょっと上のレベルのものをやると、できることも増える。
これ、大人になってからも大事。
自分がやったことないことを求められることがある。
そのときにやったことがないからと断るのか、
やってみようと思ってやってみるのか。
この瞬間の判断でその後の自分が大きく変わる。
やったことないことをやるのは恐い。
未知の世界、わからないから恐い。
でも、その求められたことは本当ににできないのか?
できる方法を調べたのか?
調べた上でどうしてもできないなら仕方ない。
でも誰か詳しい人に聞いてみたりしながら、とかでもできるのではないか?
そうやって考えると、大体のことはできるはず。
できないことはない。
できるまでに時間はかかるかもしれない。
納期がある場合はリスクも伴うため考えなければならないが、
大体、できないことはない。
何かしらのバイアスで「できない」と思い込んでしまい、チャレンジしない。
もったいない。
やってみてできなかったならそれでいい。
まずはやってみる、調べてみるのが大事。
そんなことを対象年齢を飛び越えて遊ぶ娘から学んだ。
「できない」という思い込みをなくして、やってみると世界が広がる。
それは僕自身が独学でコーディングを身に付けたことから痛感してる。
仕事でも何度もそんなことを体感している。
やったことがないことが来たときは成長できるチャンス。
ちょっと踏ん張ってみる。
踏ん張った先は確実に見える世界が広がっている。
見える世界が広がると、それはそれは楽しい。
そんな感じでこれからもやっていきたいな〜と思っている。
娘や妻の「やってみたい」という気持ちも大切に、一緒になってやっていきたいな〜と思う。