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内向型はなぜ生きづらいのかを考える

皆さんこんにちは。内向型心理カウンセラー/自己発見コーチのこーたです!

今回のテーマは「内向型で生きづらさを感じる人が、自分の強みを生かして人生を攻略する方法」についてご紹介していきます。
内向型と外向型では、刺激への反応やエネルギーの補充方法、意識の向け方に大きな違いがあります。内向型の人は刺激に敏感で、自分の内側に意識が向くため、外向型の人には何でもないことでもストレスになりやすく、結果的に生きづらさを感じやすい傾向があります。

私自身も内向型で、会社組織に馴染めず悩んだ時期がありました。しかし、現在はカウンセラーとして活動しています。この経験を踏まえて、今回は内向型の人が感じやすい生きづらさの理由とその強み、そして具体的にどう行動すれば生きやすくなるかについてお話しします。この記事を読み終えると、内向型の人が抱える生きづらさを解消するための実践的なアクションプランがわかるはずです。

内向型が生きづらいと感じる理由

まず、内向型の人がなぜ生きづらさを感じるのかについて、3つの理由に分けて見ていきます。

  1. 日本の職場環境が外向型向けに設計されている
    多くの日本企業は、従業員が仕切りのないオープンスペースで作業する形態を採用しており、これは刺激に敏感な内向型の人には情報過多でストレスが溜まりやすい環境です。さらに、日本の雇用形態は「メンバーシップ型」で、業務範囲が曖昧な場合が多く、チームでの協力や「察し合い」が重視されるため、内向型の人は気を使い過ぎて自分を抑えてしまうことが多々あります。
    また、企業が求める人材像には積極性や柔軟性、外交性が多く含まれており、内向型の特性が評価されにくい傾向があります。こうした環境は、内向型の人にとって働きづらく感じられる原因の一つです。

  2. 少数派であるがゆえに理解者が少ない
    生物学的な観点から、内向型は人口の約1/3程度とされています。そのため、どのコミュニティでも少数派となりがちで、理解者が少ないと感じやすいのです。さらに、内向型の人は外向型の人に比べて静かで感情表現が分かりにくいため、時に「冷たい」「興味がない」と誤解されることがあります。この誤解が孤独感を強め、コミュニケーションを取りづらくさせる一因になっています。

  3. 日本社会の集団主義により一人になる時間が取りにくい
    日本社会は集団行動が求められる文化で、学校でも職場でも家庭でも常に他人と一緒に行動することが当然とされています。内向型の人は一人でいる時間でエネルギーを回復する傾向があるため、集団行動が強要される環境では精神的な負担が大きくなります。これにより、内向型の人は休む暇もなくエネルギーが枯渇し、心身共に疲弊しやすくなります。


内向型が持つ3つの強み

では、こうした生きづらさを抱える内向型の人が持つ強みにはどのようなものがあるのでしょうか。大きく分けて3つの強みがあります。

  1. 深い洞察力と思考力
    内向型の人は、表面的な情報だけでなく、その背後にある深い理由や文脈を掘り下げることが得意です。この洞察力は問題の本質を見抜く力となり、様々な困難な課題に対処するうえでの強力な武器となります。

  2. 高い集中力と持続力
    内向型の人は、一つのことに集中して取り組む力に優れています。また、内発的な動機づけが強く、自分のペースで持続的にパフォーマンスを発揮できるのも特徴です。特に専門的な分野で深い知識とスキルを積み上げる仕事には適しており、粘り強さも相まって成果を出しやすい傾向があります。

  3. リスク管理能力
    内向型の人は慎重に物事を考える傾向があるため、事前にリスクを察知してトラブルを避けることが得意です。多くのリスク要因を洗い出し、冷静に判断できるため、ビジネスやプロジェクトの安全な運営にも貢献できます。


内向型が生きやすくなるための3つのステップ

これらの強みを生かし、内向型が生きやすくなるための3つのステップについてお話しします。

ステップ1: 日本の常識や慣習に囚われない
日本では、長年続く常識や慣習が多く、世界的に見ると非常識とされることも少なくありません。内向型の人は、周りの期待に囚われずに自分のペースで生活し、一人の時間を確保することが重要です。古い常識に縛られず、自分の性質や価値観に合ったライフスタイルを築くことで、心の余裕を持ち、生活の質を向上させられます。

ステップ2: 自分の強みやスキルを見つける
周囲に流されずに自分の強みを生かせる環境や仕事を選ぶことが大切です。過去に成果を出したことや没頭できたことを洗い出し、自分に適した分野で成果を出すことで、充実した日々を送りやすくなります。

ステップ3: 副業から小さく始める
いきなり転職や起業するのではなく、副業からスタートしてみましょう。副業を通じて自分の強みが市場でどれほど評価されるかを確認し、さらに自分がその分野で続けられるかを試すことができます。このようにリスクを抑えて始めることで、安心して次のステップへと進めるでしょう。

私自身の体験

私も長い間、内向型ゆえに集団組織に馴染むことが難しく、生きづらさを感じていました。そんな中で、自分の強みやスキルを発見し、それを生かしてキャリアを築いていくことで、次第に仕事に楽しさややりがいを見出すことができました。現在はカウンセラーとして、自分のペースで働き、クライアントに対しても感謝される機会が増えています。自分の強みを見つけ、それを最大限に活用することが内向型にとっての充実した人生に繋がると実感しています。

今回は、内向型の人が抱える生きづらさの理由と、その強みを生かした生きやすくなるための具体的な方法についてお話ししました。もしあなたが内向型で生きづらさを感じているなら、自分の強みを見つけて、それを活かした仕事や環境で人生を好転させることは可能です。あなたのペースで進み、より自分らしい生き方を実現していきましょう。

自分に合った仕事や働き方を見つけることで、より快適で充実した毎日を過ごせるようになるでしょう。
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