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【節分の授業】いま新たな文化が生まれているかもしれない
トップ画は、オリジナルバーコードを考えたときの生徒作品。
季節柄、鬼を描くところ、まわりをよく観察している。
さて、今回は節分の授業(豆まきや恵方巻から文化について対話)したときの話。
「豆がない・・・どうする?」
子どもたちに問うと、
「鬼はドゲトゲと臭いが苦手だから、ドリアンを投げる!」
「靴下を投げつける!」
いやー、豆よりも絶対強力だわ!笑
「豆まきは何百年も続く素晴らしい文化だけど、コンプライアンス的にいかがなものかと、文化を理解しない人が現れるかもしれない。どうする?」
子どもたちに問うと、
「豆を自分が食べて、自分が強くなるだけでいいのでは。」
「鬼が一方的にやられるからいけない。お互いに自分の悪いところが治るように苦手なものを投げ合えばいい。」
「鬼だと家族がいるから、(生物ではない)コロナウイルスは外!にしたら?」
「魔(ま)を滅(め)っするで、豆(まめ)」だから、「豆の代わりに枕は?」
枕(ま・くら)=魔(ま)と暮ら(くら)す
おお!鬼を悪いものと決めつけず、一緒に暮らす方法を考えるのは、『分断』を解決する糸口になるかもしれない。
他にも素晴らしいアイディアがたくさんでた。
さて、今日、各家庭でどのような豆まきが繰り広げられのだろうか。
この授業をきっかけに、10年後くらいに、もしかしたら節分にドリアンや靴下を投げ合う文化が日本に根付いているかもしれない笑
(いやだー、やっぱり豆がいい!)
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