見出し画像

初めての野菜づくり#11 春菊サラダ(582文字)

冬の畑、何を作ろうか、やっぱり鍋料理だよね…
ということで、とりあえず白菜と下仁田ねぎの苗を植え、春菊の種を蒔いた。
あとは春にも上手く育ってくれたラディッシュと大根、それから大好きなキャベツと隣の区画の先輩から頂いたブロッコリーと高菜、春先まで気長に育てる玉ねぎとスナックえんどう、それとニンニクは食用で買ってきたものを土に植えた。

天気の良い日、春菊の葉の透けるような緑がきれい

春菊サラダが大好きになった。近くのハンバーグ屋さんで食べたのがきっかけ。それまで春菊と言えば鍋だと思っていて、それ以外の食べ方を試そうとも思っていなかった。だから、メニューに春菊サラダがあるのを見て珍しく思えてオーダーしてみたところ、ちょっと食べ慣れないサラダでありながらそれが新鮮に感じた。

だから、我が畑の春菊たちが順調に芽を出して大きくなって、好きなだけ春菊サラダが食べられるようになったのは嬉しい。会社帰りにすっかり陽が落ちて暗くなった畑に立ち寄り春菊の先端の柔らかい葉だけをちょこっと獲って夕食でサラダにして食べる。そんな手軽な便利さが気に入っている。

畑を始めてから、今まで縁の薄かった野菜を使ったり、また今までとは違う形で食卓に並んだり、食生活が豊かになったように思う。暑くても、蚊に刺されても、寒くても、眠くても、畑に行く。自分で育てた野菜は美味しいと思う自己満足も悪くない。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集