0リスクはどこにも存在しない【お金の話】
前回までの記事で長期投資(投資信託・ETF)の概要まで書きました。
今回は「リスク」について考えます。
投資でなくても大切な考えだと思います。
【結論】
0リスクは存在しないため、リスクと向き合うことが必要です。
安全とは
〈安全について〉
そもそも安全とは何でしょうか。
「受容できないリスクがないこと」と定義されています。
安全であってもリスクはあるということです。
例えば、当たり前に乗っている飛行機についても残念な事故が発生しています。
しかし、飛行機がなくなることはありません。
(国際航空運送協会の調べでは、2019年の状況からは1人あたり535年間毎日飛行機に乗った次の搭乗で事故に遭う確率になります。)
この世界に0リスクは存在しません。
考えられるリスクとその可能性を総合的に判断します。
話が少し重くなってしまいました。
〈株取引のリスク〉
投資信託であっても株取引にするのであれば、
一定のリスクを背負います。
そのリスクが受容できなければリターンは望めません。
銀行預金で頑張ってくださいとなります。
また銀行預金にしたとしても、インフレのリスクがあります。(お金の価値が減ること)
そしたら円のみを所持するより、ドルなどの通貨も考えるようになります。
円以外の通貨を持つと今度は為替リスクが出てきます。
(円⇄ドルを替えるとき円安・円高に気をつけないと損してしまう)
〈リスクと向き合う〉
だからこそリスクについて考えた方が良いと思うのです。
投資の世界でリスクは株価の振れ幅をいいます。
想定されるリスクと確率を考え、何をどこまで許容できるか基準(自分ルール)をつくることが大切です。
線引きは、年齢・家族構成・資産など考慮して決めていきます。
そのためにも目的は明確にしましょう!
どれだけのリターンを目指していて、リターンに対してどこまでリスクを受容できるのか。
過去の株価の推移など参考にしてみると良いと思います💡
投資信託は相対的にリスクを抑えられている
長期投資で投資信託を選ぶ場合、リスクは相対的に抑えられています。
個別株1社のみは、何かあったらお終いです。
大きなリターンも望めますが、大きく下がる可能性もあり、信用取引でレバレッジをかけていればマイナスの可能性まであります。
※信用取引:元本の最大3倍まで取引できる制度
投資信託は多くの企業の株を買うことになるのでリスク分散でき、米国の代表的な指数S&P500は業績が落ちた企業はすぐ外されるため入れ替わりが激しい特徴もあります。
さらに長期(10〜20年)保有すれば元本割れしにくくなります。暴落もありますが経済は成長するので逆にチャンスとも考えられますね。
(銘柄選びは注意しなければいけませんし、必ずしも元本割れしないというわけでもないですが。)
注意点
上級者など自分で個別株を分析して、オリジナルのファンドのように買う人もいます。しかし、知識や資金も多く必要であり時間もかかります。
これは初心者の方に向けて書いているため、おすすめできないですね。
最後に
投資は自己責任です。
だからこそ、少しずつ勉強して賢くお金を貯めましょう!
何をするにも0リスクはないことをわかっていただければ幸いです💡
〈次回の記事↓〉