こんにゃく

好きなものと私との事を書きます

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思い出の近くに、いつもBUMP OF CHICKENがいた

中学生の頃、テスト勉強のお供に聞いてたスクールオブロック。藤くんが「心の鍵は無理に開けなくていい」的な事を言っている回をテープに録音し、擦り切れるくらい聞いていた。 当時の私は心に鍵を掛けたくとも扉さえなく、晩飯の前には肉まんを買い食いし晩飯の白飯は二杯食べ、太り過ぎたと自省した末ダイエットにハマりソイジョイのみを食べ続けて塾でぶっ倒れた程には若く、間抜けで、そして健康だった。 「テストで学年20位以内に入ったら、BUMPのライブに連れて行ってあげる」と母に言われた。 当時

    • 五条悟がくれたもの

      ※呪術廻戦最新話までのネタバレを含みます※ 「五条の勝ちだ」 から早数ヶ月。(多分) とってもフラグ的な、絶対に良くない事が起こる様な、ストレート勝ちを確信出来ないあの一言。 私は次の水曜日に開いたXで、俺達の五条パイセンが真っ二つになっている絵を見てしまった。 やっぱりな、と嘘だ、と、いやいや身体をふたつに斬られたくらいじゃ死なないよ、と、色々な思いが混在していて、その日は朝方4時まで全く寝付けなかった。こんな事は、二宮和也が結婚発表した日以来だった。いつだって好きな男

      • Official髭男dismが奏でる、「音楽やってて良かった」という綺麗事

        私がさとっちゃんをステージの上で最後に見たのは、2022年武道館、ショッキングナッツツアーだったと記憶している。 その日は余り調子が良くなさそうな歌声で、珍しいなと思っていた。subtitleからは声が出ずに苦しげに、一曲終わると「調整してくるね」的な言葉と共に舞台裏にはけてしまった。その間を他のメンバーが繋ぐ。帰って来てピアノのイントロと共に歌い始められたミックスナッツ。歌声は続く事なく、続いたのは「悔しいなあ」の涙声。悔しい、申し訳ない、と何度も呟いてピアノに突っ伏して

        • 「あなたを無くしても僕は生きていく」

          がむしゃらに生きていて、ふと「あれ、私って別にいらないんじゃね?」となる事がある。 それは風呂に入った後だったり、お昼休みにデッカいあくびをした後だったり、子どもの話にひとしきり笑った後だったり、有名人の訃報を聞いた後だったりする。 「私っていらないよなあ」と言うと、皆驚いた顔をする。その次、心配そうな顔。「そんな事ないよ、大切だよ」の言葉。私、別に何にも悩んでません。寧ろ今、結構楽しい。 多分今何かの魔法で私が世界から消えたとして、素知らぬ顔で朝は来る。夜も来るし昼も来る

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        思い出の近くに、いつもBUMP OF CHICKENがいた

          二十世紀に布団を掛けるべきか

          りんごはアレルギー、キウイも桃もそう、さくらんぼもそう、バナナは食感がイマイチ好きじゃなくて、ぶどうは皮の感覚が……、と果物難民の私にとって、唯一手放しで美味しく食べられるのが梨とみかんである。 今日はセブンで梨を買った。秋が旬。うきうきで食べた。確かに美味しいんだけど、裏を見るとビタミンCだの何だの、梨だけの成分ではない。当たり前だけど。食感もほにゃほにゃ。違うんだ。私が食べたい梨は、これじゃない。 梨が食べたい。無性に、噛むとじゅわっと果汁が滴って、歯触りがしゃっきり

          二十世紀に布団を掛けるべきか

          お前、いつまで夏の空でいる気だ

          noteが文章を上達させるコツは毎日書く事って言ってたから書く。この夏(暦の上では秋)のことを。 今朝見上げた空は、真っ青に入道雲が浮かんでいた。8月真っ只中の空だった。錯覚した。今日は9月13日。もう秋に片足突っ込んでると言うのに、どうしたその青は。ミセスが歌う青と夏の青さだ。 暑さが大嫌いな私は気が滅入る。夏、9回裏であってくれ。せめて。早く「涼しくなったね」って言いたい。風の冷たさに季節の移り変わりを感じたい。布団から起き上がれなくなりたい。羽毛布団を出したい。 と

          お前、いつまで夏の空でいる気だ

          好きってなんだっけ

          恋をするとは、アドレナリンやドーパミンが作られて、幸せホルモンのセロトニンが作られている状態らしいですね。どっかで読んだ。 私はあんまり「恋煩い」をするタイプではありません。常にどこかでもう一人の自分が俯瞰して見ている感じ。恋煩いは、アドレナリンやドーパミンが出過ぎる事で、セロトニンが低下している状態らしいです。て言う事は、アドレナリンやドーパミンが出過ぎないように理性が抑制しているんだろうなあ。もう一人の自分が、おいおい良い歳こいて恥ずかしい、って言ってんだきっと。 恋

          好きってなんだっけ

          今日のお月様、切った後の爪みたい

          その日の私はイライラしていた。習い事に行きたくないと鼻水を垂らして泣く男の子に。そんな事言ったって、先生は習い事をやめさせてあげられない。意味が分かんない。もう一回言って。だから、先生にその権利はないの。権利って何?先生の言葉って、全然分かんない。そんな応酬を、3時間にも渡ってした後だった。 結局その子は習い事には行かなかった。行かなくて済むと分かった瞬間泣き止んで、ぱーっと遊びに出かけた。イライラした。何だよ、好きな事ばっかりしてさ。嫌な事から逃げるなよ。あんなに分かりや

          今日のお月様、切った後の爪みたい

          そだてる #未来のためにできること

          未来のために、私が出来ることって何だろう。レジ袋を貰わずにエコバッグを使うこと。割り箸を使わずに自宅のお箸をきちんと洗って使うこと。ベランダにゴーヤを植えること。 未だに10円で便利を買ってしまうし、お皿を洗うのは面倒で割り箸を割ってしまうし、ベランダでゴーヤを育てようもんなら、きっとほったらかしてせっかく実ったものを爆発させてしまう。 そんな私は今、未来を育てる仕事をしている。未来は日々いきいきと、時々しおれて、笑ったり泣いたり、喧嘩したり、仲直りしたり、出来なかったり

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