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1月に買った本を教えちゃう(10000円で買ってみた)

今まで本を買うときは気まぐれにランダムで、一目惚れ的に思いつきで買っていたのだが、当然お金がなくなった。
なぜ、ものを買うとお金がなくなるのか。
度し難いことである。

そこで、毎月初めにまとめて1万円か5千円分買うことにした。
条件は以下の通り。

・漫画や長編の小説は買わない(大人買いして終わる恐れがあるため)
・古本は含まない
以上

このシンプルなルールで金額に収まるように、新品の本を買う。
今年から始めたこの計画。

皆さんにもこっそりと、1月には何を買ったかお教えしよう。
ちなみに1月は1万円分購入した。

シャチ -オルカ研究全史

私はシャチが大好きで、シャチとお友達になるのが夢なのだがそんな私には必読の本である。
発売当初からずっと欲しかったのだが、いかんせん5千円弱という高額さに怯んでしまい、買えていなかった。
しかし今回は1万円持っている。
まずはこれを買うと決めていたので、迷うことなくかごに入れた。
今読んでいるのだが、ここまで体系的にまとめられた本は初めてである。
参考文献となる論文もたくさん書いてあるので、それも含めて全部読みたい。

仏像図解新書

この記事にも出てきたこの本。
(ちなみにこの記事はかなり書いてて楽しかったのにあまり読まれてなくて悲しいので、気が向いたら読んでみて欲しい。私の趣味全開で面白いよ。)

昨年から長らくハマっている漫画「宝石の国」をより楽しむために買った。
というのも、敵(?)である月人は仏像の形をしているのだ。
今の所まだ何も考えられていないが、より理解できるきっかけになればいいと思っている。
あとこの本を読んでから「〜如来」とか「〜菩薩」とか言われると「ほう、あれのことね」となって楽しいし、仏像を見に行きたくなった。
また趣味が増えてしまいそうだ。

なぜあのキャラは死ななければならなかったのか?

タイトルに惹かれて買ってしまった。
アニメや漫画のキャラの死を元に、アニメ・漫画史を振り返る本だった。
京アニ作品において、死がかなり避けられていることにかなりの文量が割いてあって(体感5割強)、納得させられることも多かった。
だがこのタイトルなのだから、もう少しキャラが死ぬことそのものを書いて欲しかったような気もする。
例えば、ジョジョやコードギアス、チェンソーマンとかだと私の好きなキャラが普通に死ぬのだが、そういうのとかも読みたかった。
「あのキャラはなんでここであんな感じの死に方をしたんだろう…?」とか思いながら読んでいたのだが、それの解決につながるようなことすらも買いてなかったのは残念だった。
特にコードギアスのあんな感じの死に関しては(ネタバレになるので説明はしない)他の作品にも似たものが見受けられるしかなり話ができたと思うのだが、なんで何もなかったんだろう…ムムム、である。
ま、そういうのはこの本を踏まえて自分で考えろってことか。
でもなー、、正直もっと深い話も読みたかったよ…(少し高かったし)

四畳半神話大系

今更いうまでもないだろう。
もし話し出したらこの記事は7万字の超大作になってしまう。
皆様にも私にもその覚悟はないだろう。
この作品を読んでしまったせいで私は森見登美彦作品を爆読みするようになってしまった。

現代民俗学入門

書店で一目見たときに「これを書いたい」と思ってた。
民俗学に興味はあったのだが、何から読めばいいのかわからず過ごしていたときに見つかったこの本。
身近な話題を民俗学的に説明している上にそれを深めるための本も紹介しており楽しめた。
みんなはなんでトイレでスリッパを履くのか知ってるだろうか?
知らなかったら今すぐ読んでみることをおすすめする。


終わりに

以上が1月に買った本だ。
シャチの本のおかげで冊数自体は少ないが、なかなかいい買い物ができたと思う。
だが我ながら変わったラインナップな気がする。
まあ無目的に、関心の赴くままに買ってる感じがなんとも私らしい。
仕方ない。この世は面白いものが多すぎる。
できれば私が5人くらいいて幾つかの研究を同時にやりたいくらいだ。

本を買うとお金がなくなることの不条理について語ろう

この方法は、本を買いすぎて金欠になってしまう方にはおすすめの方法である。
もし同じような本の買い方をしている人がいたら、何を買ったか教えてほしい。
そうでない人は、最近買った・読んだ本の紹介をしてほしい。

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