昔好きだった人が今さらに素敵だった時ってこんな感じだろうか
私は叶姉妹さんと清春さん（以下、清さん）のLINEに入っています。
個性が強かったり、中性的だったり、まあそのう、現実離れした人が好きなんです。
叶姉妹さんはほぼ毎日更新されています。
清さんはたまにです。
この間、久しぶりに清さんのLINEに番号がついていました。
確認したところ、カバーアルバムを出すとのお知らせ。
なかには、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌になっていた「忘却の空」のセルフカバーもありました。
上の動画がそれです。
20年前より力の抜けた清さん。
カッコいいです。
大学時代、友人関係がうまくいかなくなった私の心の支えは清さん率いるロックバンド黒夢でした。
バイトで得たお金を貯めてライブに行き、同じように世の中や学校とあまりうまくやっていけていない子たちと話すのが楽しみでもありました。
打ち解けていたかといえば、そうでもなかったけど。
とにかく、すべてがうまく行かなかった時代。
私が大学4 回生の時に黒夢は活動を休止します。
自然と黒夢からもライブ友達からも卒業しました。
2年後、清さんのソロ曲がドラマの主題歌になっているのに気づきました。
その頃、私は1回目の転職をしたあと。
社会のしんどさを受け入れ始めた私にとって
清さんの妖しさは眩しすぎました。
清さんの歌よりドラマの内容にハマったけど。
数年前に黒夢が再始動したあたりから、清さんの歌を再び受け入れられるようになりました。
その非凡さが進化し続けていることに尊敬の念さえ抱きます。
一時でもバンギャのような（そこまででもなかったけど）ことをしていた過去が恥ずかしかったのですが、今の清さんを見ると全くそんなふうに思わなくなりました。
昔好きだった人がこの人で良かった、というのはこんな感じ？。
清さんまではいかないけど、私も老いを受け入れつつ進化し続ける大人でありたいなと今思っています。
でも、もう、黒夢とか清さんのライブは体力が無いから行けない…。
私よりお兄さんの清さん、ほんまスゴイわ。