前進と退行 15 こみこみこ 2019年7月19日 08:09 今日は雨。目覚めとともに頭痛に苛まれた。年が開けた頃には想像もしなかった環境の変化が、続々と私に訪れている。あまりに進みすぎると心が停止すると言う。私の場合、停止どころか退行を求めているような気がする。耳が子どもの頃に流行った曲を求めているのだ。YouTubeで古い曲を流す。80年代J-POPは大人っぽくて洗練されている。安全地帯の「恋の予感」、「蒼い瞳のエリス」は出だしから心の緩和作用てきめんやな。池田聡の「モノクロームヴィーナス」みたいな曲って最近無いな。来生たかおの「夢の途中」って何でこんなに退廃が漂っているんだ。聴いているうちに、心が和らいだりちぐはぐになったりして、胸騒ぎがする。小学校低学年の頃、火葬場の近くに住んでいた。煙突から出るけむりが空にとけていく様子を思い出す。来週、読書感想文講座を控えている。少し前から感受性向上を意識して文章を書いたり、生活をしたりしている。ちょうどいい塩梅に近づいているような気がする。でも、少し退行が過ぎるかも。ふと、菊池成孔の曲「退行」を聴いてみたくなる。「泣いて泣いて泣いて」のあとに続く歌詞はいつ聴いても衝撃的。一生分の退行と内省を体の奥からおびき寄せる、やたら美味な毒薬。それにしてもこの動画をUPした方。ちぐはぐなことするなあ。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #とは 59,663件 #読書感想文 209,621件 #エッセイ #毎日note #毎日更新 #毎日投稿 #読書感想文 #心 #とは #小学生 #雨 #美味 #頭痛 #思春期 #80年代 #向上 #前進 #感受性 #安全地帯 #停止 #退廃 #衝撃的 #J_POP #毒薬 #来生たかお #夢の途中 #恋の予感 #ちぐはぐ #退行 #内省的 #池田聡 #菊池成孔 #蒼い瞳のエリス #モノクロームヴィーナス 15