2024年11月の記事一覧
神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.12
雑司ヶ谷鬼子母神堂の秘密と
謎めく禁足地の迷宮【護国寺~雑司ヶ谷編・後編】
「雑司ヶ谷マンダラ」(仮称)の“神セブン”へ さて、前編に引き続き、清土鬼子母神堂から弦巻通りに戻り西へ、つまり、旧弦巻川をさかのぼる形で、雑司ヶ谷の鬼子母神堂へと向かいます。
この通りは昭和の初期に暗渠化(現在は地下に下水道が流れている)された道なのですが、かつての谷川を思わせるゆるやかな曲線をなし、昭和の時代、た
神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.11
御開帳の観音像を刮目し
鬼子母神出現の謎に迫る【護国寺~雑司ヶ谷編・前編】
期待感を募らせる護国寺の参道「御開帳」。
信徒はもとより、仏像好きをザワザワとさせる魅惑の3文字です。
ふだんはお堂の厨子に納められている仏像が、その御扉を開いてお姿を顕すわけですね。
場所は文京区の護国寺。徳川5代将軍綱吉の生母・桂昌院の発願によって創建された、お江戸を代表する巨刹のひとつですが、近年、毎月18日