東雲ユニコの『山形弁』講座開講のご挨拶
はじめに
まずは、本講座にお集まりいただいた皆さま、誠にありがとうございます。
昨今では、山形に住んでいるにも関わらず、若い人や、子供たちが、山形弁を使わなくなってしまっている傾向がありまして、
山形で生まれた"素敵な言葉たち"をどうにか山形という地に、後世に残していきたいという想いから、この講座を設けさせていただく運びとなりました。
ご紹介が遅れてしまいましたが、標準語と山形語のバイリンガル、東雲ユニコと申します。
山形弁と、一口に言っても、外国語のように地方によって、使う言葉が違っていたりします。
わたくしは、山形市内育ちですが、山形弁は、長瀞と言うところで使われた言葉の訛りが少々入っているかと思いますので、その旨、ご了承くださいますよう宜しくお願いいたします。
山形は"盆地"と言って、周りを山にかこまれている平地に位置し、それ故に、第二次世界大戦時の終戦間近、アメリカによる原爆投下の候補地の上位に挙げられていたと聞いた事がございます。
原爆は「実験」を伴っておりましたので、被害を最小限に留めるという意味で、盆地の土地が挙げられたというのも強ち嘘ではないのではと思っております。
山形はわたくしにとりましては、閑散としており、周りの重圧、それからある種特有の閉塞感に耐えきれず、飛び出してしまったところではございますけれども、
ふるさとは遠きにありて思ふもの
でございまして、ふるさと愛はございますし、母国語の山形弁で山形人とネイティブスピークするのも大好きでございます。
女優の渡辺 えりさまは、実はわたくしの母校でもございます高校の先輩でいらっしゃいます。引きもきらないご活躍をされていて、わたくしとしましても、えり先輩は山形の宝だと誇らしく思っております。
有名山形人の裏話、、山形のあれこれ、など交えつつ、山形弁講座を続けていけたらこれ幸いでございます。
山形が好きだと、最近よくら他県の方から言われます。非常に嬉しい限りでごさいます。
長いお話になってしまいましたが、なにぶん手探りでの講座ですが、これから、ご愛顧いただければ幸いです。
発音など、わからない事や、知りたい事ございましたら、コメント欄にてご質問していただければ、可能な限りお応えいたします。お気軽にご質問ください。
記念すべき第一回、レッスン1は簡単な「挨拶」をテーマに開講したいと考えております。
今後とも何卒『東雲ユニコの山形弁講座』をよろしくお願いいたします。
本日はお忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございました。
東雲ユニコ