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これから

幸いなことに義弟の体調が回復してきたので、余計なお世話はやめようかな、と思う。 何かと理由を作って会いに行ったり、特に用事もないのにメッセージを送ることはもうしない。 義弟が元気になって、通常モードに戻れることが嬉しい。自分で決めて背負ったとはいえ、肩の荷が下ろせることが嬉しい。 これからは義務感にかられることなく、共通の趣味のことで何か知らせたいときとか、本当に顔が浮かんだときに義弟に連絡したい。 口実を作り、前もってこの日は大丈夫か義母にも聞いて会いに行くのは、け

    • 余計なお世話(4)

      義弟に会いに行ってきた。 パートの後、まっすぐ帰ればいいところを別の線の電車に乗って、わざわざ行った。 名目は「渡したいものがあるから」ということにして、行っていいかを義母に確認し、義弟にも知らせる。そして、お菓子も前もって買って持参。この一連の流れにも慣れた。 前回はどうにか約束をとりつけて訪ねたのに、義弟が不調で話もできなかった。 これからどうしたらよいだろう、このまま体調も悪化してしまうのでは…と思っていたら、暑くなるにつれて、食べられるようになってきたのこと。

      • 日記

        今日、長女が義母と買い物に行って、靴や服を買ってもらったそう。うちの家族のために食べ物も持たせてくれた。 そのお礼のLINEをする前にnoteを書き始めてしまった。 義弟のことで、次に何をしたらいいかわからないような手詰まりな感じがあって、義弟の一番近くにいる義母に対しても、なんだか気が重くなる。 でも、気を取り直して、義母にはお礼のLINEをした。経験上、お礼の連絡や返信は、すぐやった方が後が断然楽になる。 これで心置きなく書ける。 なぜ、手詰まりに感じるかという

        • 余計なお世話(3)

          義弟の暮らす家に行ってきた。 前回書いたように、義弟は二つの家を行き来しながら暮らしているため、どちらの家にいるかの確認をした上で、義弟、義母の双方に行っていいか了解をとらなくてはいけないのが大変だった。 そして、迎えた当日。 着いてすぐ、義母から「〇〇(義弟)は楽しみにしていたんだけど、2、3日前から昼夜逆転してしまって寝ているの…」とのこと。 私はもちろんがっかりした。 でも、今年に入ってようやく会話できるようになったが、それ以前はろくに話もできないのが当たり前だっ

          余計なお世話(2)

          義弟に会いに行く計画は伸び伸びになっている。 義弟は義母とともに本来の実家と義母の実家の2つの家を行き来しながら暮らしている。これは一人暮らしになるとほとんど食事をとらなくなることを本人も義母も避けたいからで、数年にわたり続いている。最近は私が行くには遠い方の家にいるから、会いに行きにくい。 私はずっと義弟の味方だったけれど、大の大人が母親の都合で一緒に移動して住む場所も変えているのは変だなと思ってしまう。 でも、食事を確保するためだから、しかたない。義弟は今、買い物に

          余計なお世話(2)

          余計なお世話(1)

          最近はひまさえあれば、義弟のことを考えていた。体調不良で退職して以来、なかなか調子が戻らず、約4年ひきこもり状態の夫の弟。病院が大嫌いで、運動もほとんどせず、少食。放っておいて、良くなることは考えにくい。 大きく分けると A:何をするべきかとその方法 B:そもそも余計なお世話かも の2点について考えていた。 このうち、Bについてはもう「余計なお世話をするんだ」と覚悟を決めた。  他の家族がなぜ平気で暮らせるのか不思議なほど、私は義弟のことが気にかかる。義父、義母、夫の3

          余計なお世話(1)

          そっと離れる

          義母からは、そっと離れよう。 そして、義弟の体調回復に向けて、今より能動的に行動したい。 なぜ義母から離れ、義弟には近づこうとするか、その理由も書いておく。 理由は簡潔にいうと、義母は苦手で、義弟にはシンパシーを感じるから。 考えたら、当たり前の話。 義母のつくった家庭で育った夫は、私にモラハラをした。義母は、私が苦しんだ原因の一端を担った人という見方もできる。 義母には事情もあったと考えるようにしてきたけれど、もっと本気で、適切に夫のことを育てていてくれたら、と

          そっと離れる

          お手上げな人

          先日、義母と会って話した。 義母は満足そうに見えた。 私もおおむね楽しかった。 でも、帰ってきて数日たった今、自分のことを二重人格だったなと感じる。 義母と会う時は、反射的に義母の喜ぶようにふるまう私。 心の中には、義母への批判があるのに。   義母のすべてを嫌いなわけではないから、楽しく過ごせたことはよかったのだと自分をなぐさめる。 ただ、先日は何でも“はい はい”ではなく、自分の意見をはさむことができた。我ながらよくやった。 私が唯一意見を言ったところを以下に書き

          お手上げな人

          義母につけたあだ名

          義弟とのメール交換は一段落ついたので、今回は私のブラックな部分を書いてみたい。 これまで、苦手な人のことを書くときも、ボロクソには表現しないようにしていた。 でも、本当の私は、義母にひどいあだ名をつけ、陰で呼んでいたことがある。今もたまに呼んでいる。 それは「メルヘンばばあ」。 昨年の秋頃、義弟が痩せて体が衰弱しているのに、病院に連れて行かない時期に、本当に腹が立った。 その頃には、義母の母であるおばあちゃんからも呼び出されて義弟について相談されていた。 おばあちゃ

          義母につけたあだ名

          返信を待ちながら考えたこと

          義弟のことをただ見守ることができず、また私からメッセージを送った。 実家で具合が悪そうな弟の様子を見た夫が「このままでは元の木阿弥だ」と言うので、私の心配も再燃し、考えた末にメールすることにしたのだ。 “今度よかったら気晴らしに、話でもしませんか?” といった内容。 これに対する返信が半日以上なく、送ったことを後悔している。 2回連続で、返信が早めに来たから「メールは大丈夫なんだ」と思ったけれど、早計だった。 話したい、と送るより、親戚なので用事をつくって家に行き、

          返信を待ちながら考えたこと

          元気そうに見せる人

          先日、義弟(夫の弟、数年にわたり自宅療養中)からショートメッセージの返事が来た。 noteに書いていなかったが、その日のうちに返信はもらっていた。 “ 迷惑なんて少しもなく、むしろ気持ちを楽にしてもらってます” だいたいこんな感じの内容。 わざわざメールをくれたこと、その文面も嬉しかった。 メールが来たから、体調は良くなったのかなと一瞬は思ったけれど、やはり安心はできない。元気ではない様子を見たばかりだ。 自分を振り返ると、夫からのモラハラでどん底の時期も、人からのメー

          元気そうに見せる人

          義弟へのメッセージ

          結局、義弟にメッセージを送りました。 ショートメールで、 “ここに送ったら読んでもらえるのかな? それとも気づかないでしょうか?” みたいな内容です。  我ながらキモイかなと感じたので、受け取る側はもっとそう感じることでしょう。 送ってから、迷惑じゃなかったか、すごく心配になりました。 19歳の長女にLINEをする時にはまったく平気なのに。 なぜ娘に対して平気かといえば、どう思われても親としての務めは果たそうと思っているからです。 娘から時にはうっとうしいと思われ

          義弟へのメッセージ

          心配、再び

          もう夫の実家から、しばらく遠ざかろうと思っていたのに、ゴールデンウィークの初日だったおととい、元気のない義弟の姿を見てしまった。 (40歳の義弟は4年前に体調不良で約15年勤めた会社を退職、実家で療養。病院嫌いでひきこもり状態だったけれど、3月に歩けなくなって入院し、3月中に退院した) おとといは義母と同行し、ある用事をすることを頼まれて、家を訪ねた。義弟は、私が行ったら、自分の部屋から出てきて、「今日は僕は留守番なんですけど、よろしくお願いします」みたいなことを言ってく

          心配、再び

          義父への憎しみについて

          最近の私のnoteは夫の実家に関するよくないことばかりだ。 読み返すと、 「この人、夫の実家から距離をとったほうがいい」と感じる。楽しくなさそう。 たまに見るXでは、例えば夫の不倫についてのアカウントではそのことばかりになっている。でも、その人の日常は決してそれだけではないだろう。 私の日常にも、いろいろなことがある。実家関連では母やきょうだいと分担して、父の介護施設に通っている。在宅ライターの仕事はほぼやめ、新しくバイトを始めた。昨年まで毎日飲んでいたお酒は、ほぼ飲ま

          義父への憎しみについて

          夫への思い込み

          前回、退院した義弟には助けが必要かもしれないのに何もしていない、と書いた。 結論から言うと、義弟は前向きに回復に努めていて、特に助けはいらなかった。義母と電話で話し、そのことがわかった。 私は義弟のことになると、夫の情報を疑いもせず信じていた。ただ単に、弟の様子を伝えるだけのことに夫の脚色が入る余地などないと思っていた。 でも、夫が伝えることはかなり大げさだったのだ。やっとそのことに気づいた。 そもそも夫(元モラ夫)は大げさなタイプ。モラハラをする人は発達障害だったり

          夫への思い込み

          励ましの言葉が見つからない

          義弟は先日、退院した。 入院は一週間足らずだった。 退院した日は、いつになく前向きで「よし、食べよう」と明るく振る舞い、しっかり食べていたそうだ。 それを見て、夫も義父も泣いたそう。 (夫は仕事の関係で週の半分を実家で暮らしている) いい話なのに、そう簡単に喜べないように感じた。急ピッチすぎると直感的に思ったし、ドーパミンが一度にたくさん出ると、人の体にはそれを下げようとする働きがあるとどこかで聞いた。 もちろんうまくいくに越したことはないとは思っていたけれど、嫌な予感はあ

          励ましの言葉が見つからない