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その人は本当に嫌なひと?

人の愚痴や不満、噂話を耳にすることが度々あります。

話してる本人にとって、対象となっている人物はすごく嫌な人であり許せない人。
なので、聞いてくれる相手にも無意識に同調や共感を求めながら話しています。

繊細敏感な人や共感力が高い人は、その人が感じたままの嫌な感情や許せない気持ち、強い怒りを一旦そのまま吸収してしまいやすい。

わたしもそんな事がよくありました。
知り合いでも、そうでなくても関係なく、怒りや恨みのエネルギーを吸収してしまう。
すると、話している相手と同じようにムカムカ、イライラしてくる。
また、誰かに当たりたくなってしまったり、怒りやすくなっている事だってあります。

話に同調、共感しすぎてしまうと、それがネガティブな話題だった場合、自分にとっては全く関係のない、何も起きていない人物にもかかわらず一方的に敵意を向けて嫌いになってしまうなんて事も。

けれど、それは避けたいところなのです。
人にネガティブなエネルギーを向けてしまうと、それは必ず戻ってくるから。
何かしらダメージを受けてしまいます。

なので、例外はもちろんありますが、なるべく心をフラットにしておくことが大切になってきます。
・それはわたしの体験ではなく、〇〇さんの体験
・この感情は〇〇さんの感じたことであって、わたしが感じたことではない

そう俯瞰しながら話を聞くだけでも、自分に吸収される事を防げます。

わたしは人のオーラの色から深いところにある傷付いた感情や本来持っている性質などを感じる事ができます。その中で想うこと。
それは、生きてきた環境でのトラウマや心の傷により、いつしか埋もれてしまった、隠れてしまった本来の姿があるということです。
自分の心を守るため、これ以上傷つかないようにと、仮面を着けて鎧を着ている。
そして、そのことすら忘れてしまっている。
だから何故か苦しくて生きづらくて外側に意識を向けて気を紛らわしている、ということもあるのです。

また、実は自分が勝手に相手に期待していたことに気付く事もあります。
自分の言動に対し、相手が思い通りの反応をしてくれなかったから=苦手、嫌な人と決めつけてしまう。
価値観が合わないから、嫌な人という思い込みをしている事もあるのです。

誰かをジャッジする前に、一旦立ち止まって内観することを習慣にしてみませんか。
わたしの心はフラットな状態なのか?に意識を向けてみましょう。

すると、
・余裕なくて敵意を向けていた
・嫉妬していた
・疲れていてキャパオーバーだった
・過去の出来事を投影してしまい過剰反応した

など、今までにない視点や気付きがあるかもしれません。
また、自分が癒やされる必要性に気付いたり、人間関係を見直すタイミングだったり。
自分自身を整えるキッカケになることもあります。

自分が整うと目の前の出来事、人物が今までと違う視点で捉えられるようになってきます。
すると、不思議とあなたが愚痴を聞く役割に選ばれなくなり、ネガティブな話題を吸収しなくなる。
そもそも、嫌な思いをする機会すら減ってくるのではないでしょうか。

相手に期待するのではなく、自分自身に期待をして素敵に変化変容していきましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
またよろしくお願いします。

               ココイロSalonクミ

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