見出し画像

へらへら笑う。現代詩。

へらへら


へらへら


笑いながら


歩いていた。


ときどき


なにが


おもしろいのって


いわれたり


怒られたり


べつ


なにも



おもしろくないよ。



ただ


そうすれば



生きやすいかなって


そう


思ってるから。


だから


ずっと


そうしてる



保育園


小学生


中学生


高校生



ねえ


どうしたらいい。



そう


鏡越しに


だれかに


聞きたくなる。


それは


答えが欲しいというか。


生きることを


少しでも


楽にしたいから。



親から


産まなければ


よかった。



といわれた夜。


こうなった。



たぶん。



なにもかもが


わからなくなったよる。



自分自身を


見失いたかった夜。



それを



肯定も


否定も


したくなかった夜。



生まれてきたこと 


それ自体を



考えた夜。



そうだよねって



誰かの声が聞こえた夜。



そう。


それでも


生きていこうと


思った夜




それでも



強く生きていこうと



思った夜。




もう


泣かないと


決めた夜。



ぼくは


初めて


墨を


いれた。



これからも



生きていこうと


思ったから。


自分のために。


自分自身のために。



そう。



じぶんのために。。。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?