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知り合いのおっさんが実家や家族を捨てて女のもとへ行く。息子は村の人の前で、と言うことだから村の役員などはできせんと言う。

わな

わな

わな

わな


わな。


何度かの言葉が


感情は何かを喚ぶ


走馬灯はなく

ただただ

聞くこと


いい人だった


気のいいひとだった


よく話しかけてくる人だった


vitalityがある人だった


夢があるひとだった。


家族を捨てる


実家を捨てる


仕事を捨てる


何もかもを捨てる


女のもとへいく


なにもしらない


その家族の内情


良い家庭だった


子供は礼儀正しかった


ハキハキ話す子だった


想いやりのある子だった。


正しさの中に正しかを見つけるか


意味の中に意味をいれるか


意味を定義付ける為に正しさをいれるか。


それでいいのか。


何かをなにかが求め定義付ける


私は女のもとにいきます。


私は今大事にしている女のもとにいきます。


家族や実家を捨ててまで。


私は女のもとにいきます。


そこに意味はあり定義もある。


父親が女のもとに行ったので


村の役員はできません。


と言うこと。


子供がそんな言葉を言うことに。


自慢の父親だっただろう。


活発でvitalityがあって。


正義感が強くて楽しいことが好きな父親。


父親が女のもとに行ったので


村の役員はできません。


父親と言うより


男。


女にはしった


男。


女に埋もれた


男。


ただの男。



貴方のことは知り合い以上には


知りません。


だからわかりません。


貴方のことはわかりません。


関わったいいところしか


わかりません。


いい人でした。


ぼくにとっては。


ただそれゆえに


感慨深く


心を馳せる



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