きみはぼくだよ さくまはさくまだよ
きみはぼくだよ
なんどかつぶやく
きみはぼくだよ
なんどかささやく
ひかりをみつけた
ぼくはつぶやく
あやしくないのか
きみはつぶやく
わらいのげんりを
さくまにきいた
それはみんなの
はっそうのげんてん
いみのあるか
ないかのてんを
あつめて
ひろげて
わらいにしょうか
さくまはいうよ
おもしろいことを
さくまは
かなでるよ
おもしろいことを
なにかはわからないけれども
おなかのなかから
かんじることは
きみはぼくだよ
ぼくはきみだよ
さくまはさくま
さくまはさくま
ありがたいような
いやなかんじで
ちゅうしょうがのなかの
ひまわりのように
すごくきょうみを
みせてくれる
わかることはないだろう
しることはあるだろう
だれよりもさくまは
どりょくしてる
だれよりも
さくまは
あいをほっしてる
それは
さくまがしることで
わたしがしることでは
ないのだから
きみはぼくだよ
ぼくはきみだよ
さくまはだれなの
さくまはさくま
きみはぼくだよ
ぼくはきみだよ
さくまはいるの
そこにいるよ
さんずのかわの
いりぐちはきれい
だれかがそれを
わかってるからね
いまのまばたきは
もうできないよ
それを
せつなと
さくまはいうんだよ
きみはぼくだよ
ぼくはきみだよ
きみはぼくだよ
ぼくはきみだよ
さくまはいうよ
ぼくはさくまだよ
ぼくもいうよ
ぼくはきみだよ
さくまは
どこまでも
さくまだからね
ぼくもどこまで
きみだからね
きみはぼくだよ
ぼくはきみだよ
さくまは
さくまに
なるんだからね