これからはあなたはあなたのかぞくを大切にしてね~トリカルパイプ編~現代詩。
とりあえず
とりあえず
トリカルパイプは
なかったのかもしれない
とりとめもなく
とりとめもなく
トリカルパイプを
待ち続ける
刺身を見ながら
肉を想像する
トリカルパイプは
欲しかった
待ちつづける人生を
認めるよりも
出会いに
会いにいく人生にしよう
人生は
人が生きると描く
それは
トリカルパイプの
ようだと
感じてしまう
認めることは
したくない
トリカルパイプは
トリカルパイプは
それだけのもの
代用はあるの。
昔
付き合った人に
言われた
あなたは
執着しない人なの
わたしじゃなくて
誰でもいいんさ
わたしではなくても
刺身を見ながら
肉を想像する
刺身を見ながら
肉を想像する
それでも
トリカルパイプは
なく
それでも
トリカルパイプは
ある
産まれた緊張は
寒露かも
甘露ではないの。
そうかも。
私用な関係の
私とあなた。
寒がりなあなたを見ながら
暑がりなあなたを思い出す
料理をしているあなたを見ながら
料理をしないあなたを思い出す
愛されたいから
愛した
愛されたいから
愛した
愛されたいから
求めた。
あなたがそばにいたから
あいした
あなたがいたから
あいした。
刺身を見ながら
肉を見ながら
思い出す。
トリカルパイプは
欲しかった。
わたしは
しらず
しらず
執着してる
そんな
自分が好きになる。
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