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うつに対する周囲の理解について悩むときは

うつになった。なかなか周囲から理解を得られない病気のように思う、偏見も強そう。だから、せめて身内や親しい人にはわかってほしい。だけど、そういう人に限って、わかってくれない。そういった悩みをもつあなたへ。

今日は、うつに対する理解について考えてみます。ポイントは、身近な人だからといって理解してくれると過度に期待しないほうがよい、です。

うつは以前に比べれば、随分認知度が高まり、理解を得やすい状況になったと思います。それでも、依然として根強いのが、気持ちの問題ではないか、さぼっているだけじゃないのかなどの精神論的な見方です。
せめて身内や親しい人くらいにはそうではないということをわかってほしいという気持ちを抱きがちですが、かえってそういった方のほうが、気持ち的な問題を指摘するということも少なくないのではないかと思います。

少しだけ私の話を。残念ながら私は両親の理解を得ることはできていなかったと思います。気持ちの問題だろなどと直接言われたわけではありません。そもそも関係性が良好と言えるものでもないという背景もあります。しかしながら、病気と休職を知っていながら、完全に私の妻にお任せ状態で何の連絡もありませんでした。
#寛解後で聞いたときに
#妻に任せるしかないと思ったとへらへら言っていた
#ポイントはへらへらです苦笑
#仕方のないこと

つまり身近な人だからといって、必ず理解してくれるわけでもなければ、助けてくれるとも限らないわけです。
ちなみに寛解後に、話せていなかった弟にも話しましたが、なんとなくわかっていたよーとやさしく返してくれました。
#偏見の目でみられるかと思って言えなかった
#ありがとう

私が支援する方々にも同じことが言えます。身近な人の理解がある場合もあれば、ない場合もあります。自分が理解してほしい、もしくは理解してくれるのは当たり前だと思う人に限って理解してくれないことは往々にしてあります。ただ、誰からも理解がない、という状況はそれほど多くはありません。

周りの人、特に身近な人に対して、理解してくれることが当たり前だと決めつけてしまうと自分がしんどくなる原因になり得ます。
#理解してもらえるという幻想かも

考え方を変える方法として、理解してくれる人を探し、その人の力を借りてみてはいかがでしょうか。
それは決して身内である必要はありません。友人、同僚でも構いません。主治医、医療スタッフ、カウンセラーでもいいでしょう。理解してくれる人たちが、他人であるかどうか、は関係ありません。自分を理解し、力を貸してくれる人を探してみてください。その人たちの力を借りて、少しずつよくなっていきましょう。

みなさまのうつが少しでもよくなることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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こじまぐん@あなたのうつ病からの回復スピードを亀からうさぎにします
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