休職や退職という選択肢があっていい
会社を辞めた。会社を休職することになった。そのことに対して、まだ少し整理がつかないような気持ちにある、不安や焦りを感じる、後悔のような気持ちが湧く、迷惑をかけていると悩んでしまう、間違った選択をしたかもしれないと感じる、という方にお伝えしたいことです。
今日のポイントは、休むときがあってもいいと自分に対して思えること、です。
まずは、休職、退職いずれの道を選ばれたとしても、ご自身を労わってほしいと思います。お疲れさまでした。そして、少し休みましょう。しっかり治して、またぼちぼちいきましょう。
休職されている方は、まずはしっかりと治しましょう。退職はいつでもできるので、休職期限まではその選択肢を選ばないことをおすすめします。休職直後や病状がよくないときには、「もうあの会社には戻らない、辞めてやる」という思いが湧いてくることも多いと思います。時間が経過すると、気持ちが変化することがあります。ですから、休職期限ぎりぎりまでは、退職のカードを切る必要はないと思います。
もし、退職の意向が固まっているとしたら、十分な回復を待って、次の行き先を見つけてから退職されることをおすすめします。ご自身の所属場所がない状況での就職活動は、焦りを生みがちだからです。今の苦しみから解放されたいという理由だけで退職を選ぶことは、私はおすすめしません。
それでも、退職という道を選ばれることもあるかもしれません。
退職されたという方もいらっしゃると思います。その場合、もしかしたら今後のことが不安になるかもしれませんが、まずはゆっくりと過ごしてください。身体が資本なので、まずはしっかりと病気を治し、気力や体調の回復を待ちましょう。
収入はなくなってしまい心配ということもあるかもしれません。退職した場合は、ハローワークに行かれると思いますので、体調のこともあわせて相談されることをおすすめします。
病気のときや、気力体力が低下している場合は、視野が狭くなりがちです。もう退職するしかない、自分はこの世から必要とされていないと思うこともあるかもしれない。自分にはなんでこんな試練ばかり訪れるのかという思いがわくかもしれません。
だけど、あなたは唯一無二の存在です。自分を、大切に。
そして、今はまだ想像もつかないかもしれませんが、いつの日か病気のことを振り返って、あのときは大変だったけど、こんな意味があったのかと思える日が来るはずです。
あなたが元気な日々を取り戻すことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。