身体の痛みに悩むあなたへ~うつ病脱出のヒント~
身体の痛みに悩まされている、その痛みが不安を呼び込む、なかなかそこから抜け出せない。そんなことはありませんか?
うつ病で痛みを訴える方は多くいらっしゃいます。痛みが原因で不安になり、うつにつながることもあります。
最近仕事がうまくいかないな・・・。
なんだか、頭が痛い。
頭痛って何かあるのかな・・・病院行った方がいいのかな?不安。
頭が痛いのであれば、仕事なんて到底できない・・・不安。
病院に行ったけど何もないと言われた。ほんとに何もないの?・・・不安。
仕事ができないとなれば、どうやってお金稼ぐのだろう・・・不安。
お金稼げなかったどうなるんだ?生きていけない?誰かに借りる?・・・不安。
生きていけないなんて、そもそも生きている意味ってなんだ・・・
人によって、悩みの内容にはいろいろなパターンがあると思いますが、悩みはじめるとドツボにはまるということは少なくとも経験があるのではないかと思います。
#私も当然あります
すごく単純な解決方法として思いつくのhあ、自分の趣味に没頭して忘れよう!楽しいことをしてみよう!
もちろん、それも悪くはないです。悪くない。だけど最善には遠い。
その瞬間は楽しいけど、またそれが終わると戻ってきませんか?悩みに、不安に。
だから、それだけでは足りないと思うんです。
先ほど書いた、悩みの流れをみていくと・・・
最初の悩みは「仕事がうまくいかない」でしたよね。
そこから頭の痛みに気づいて、頭の痛みってどうした自分、大丈夫なのか?といった時点で、すでに悩み、不安の対象は「頭痛」にうつっています。
その「頭痛」から次に生まれた悩みが「仕事できない」。
「仕事できない」から生まれた悩みが「お金」。
もうおわかりですよね。
最初の悩みは「仕事がうまくいかない」です。
あとは「自分で新たにつくりあげた不安や悩みたち」です。まだ「何も起きていない」のに「不安や悩み」として、それらがあたかもすでにあるもののようになってしまっているのです。
#伝わりますか
#ASKA
私たちは、多くの不安や悩みを知らず知らずのうちに作り出し、そこに巻き込まれていきます。
今起きていることは、仕事がうまくいかない、頭が痛い。
あるとすれば、頭痛が生じている自分に不安がある、までです。
であれば、簡単になりませんか?
仕事がうまくいかないことに対して、自分がどう行動すればいいか、ということだけを考えればいいのです。
ただ、それだけのことなんです。
人間は、不安や悩みを抱えていると、不思議なことにメリットがあります。
自分が生きているということを実感できたり、他の人に心配してもらうことができたり、相手にしてもらえる材料になったり。例えは悪いですが、逃げ口上にだって使えたりするんです。頭痛だからできない、みたいな。
#もちろん本気で悩んでいることに対して
#それが逃げだといいたいわけではありません
重要なのは、最初の不安や悩みにきちんとアプローチすること、だと思っています。
仕事がうまくいかない→頭が痛い→不安。
だとすれば、最初にアプローチするのは、「仕事がうまくいかない」に対してです。仕事の何がうまくいかないのか、をしっかりと自分で探って、その解決に向かいさえすれば、頭痛は収まり、頭痛による不安はなくなり、その先の悩みや不安も発生しません。
いやいや、そんなのわかってたらやるよ、と思う方もいるでしょう。
そうなんです。
実は、「仕事がうまくいかない」→「頭痛」
このという流れに気づいていないときは、厄介です。
頭痛→不安→病気?→不安→仕事できない→不安・・・
というように、最初の「仕事がうまくいかないから頭痛が生じている」という状況に気づいていなくて、「頭が痛い」が最初にきていると非常に厄介です。
このままだと、頭痛に対するアプローチをすることになっていくのですが、たとえばそれが、薬を飲むで治まればいいのもの、それでは治まらない場合。
頭痛→不安→病院に行く。病院で「原因はよくわかりませんね」と言われてしまうと、「なんだ、これは厄介な病気なのか」という不安を作り出してしまって、ドクターショッピングに走ったりするわけです。
「仕事がうまくいかないことが、頭痛を引き起こしている。」という構図に気づかなければ、このドクターショッピングと不安はおさまりがつきません。
「痛み」が「自分に何かピンチが訪れている」ということを知らせてくれているときがある、ということを知っておいてください。それだけで、随分変わります。
悩み、不安やストレスが「痛み」として表れているということです。
痛みがでたときは、その痛みだけをなんとかしようとするのではなく、痛いということは今自分に何か悩み、不安やストレスがあるのではないか。それを痛みが教えてくれているのではないか。ということを、少しだけ考えてみてください。
そして、その悩み、不安、ストレスの原因になっていることがわかったら、痛みを何とかするのではなく、「原因」に対してアプローチをしていってみてください。
痛みは、痛いですが、ある種やさしいものです。
あなたがすぐに受け入れられないかもしれない、もしくは素通りしているかもしれない悩み、不安、ストレスを知らせてくれているからです。
そのことに、しっかりと気づいていけると随分と楽な日々が送れると思います。
いきなりできなくても大丈夫です。少しずつできるようになっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これを読んでくださるみなさまが健やかな日々を送れますことを願っています。