人にやさしくするには
久々の出張。出張先のホテルの朝ごはんがおいしかったです。リーズナブルなホテルということもあってか、余計なアメニティはひとつもありません。
#むしろ何もない
#全部フロントから持っていく
#持っていけるものも限られている
#サスティナビリティ
さて、朝ごはんの一幕で感じたことを簡単に。
人に対して湧いてくる気持ちをどう扱うかという話になります。
朝ごはんはビュッフェスタイル。といっても無料なので取るものはとても限られています。会場は狭いのですが、部屋に持ち帰る容器があり、部屋で食べることも可能。
このご時世で、かつ会場が満席だったので部屋に持ち帰ることにしました。
容器のところでおろおろしていると、朝食担当のベテランお姉さまAが声をかけてくれます。
「持ち帰りですか?容器をお盆にセットしておくね」
といって、お盆の長いほうにぱかっと開く容器を蓋を開けた状態でセットし、食材を入れる側と蓋がきっちり入るようにセッティングしてくれました。
お米をおろおろ入れていると、味噌汁が目に入ります。
「あれはもって帰れるんだろうか」と思った矢先、ベテランお姉さまBが声をかけてくれます。
「お味噌汁容器に入れておいたんでどうぞ。あ、お盆に乗らないから、持ち帰り容器の向き変えるね」
と持ち帰り容器の向きを90度を変え、お盆の空いたスペースにお味噌汁を乗せてくれました。
そして、私はおかずを入れ、持ち帰り準備を整え無事に部屋に帰りました。
#必要最低限といった感じでしたが
#お味噌汁が本当においしかった
私たちは「自分がよいと思うことがよい」という基本的な考え方をもっていると思います。
それが、強く相手にまで示す人もいれば、そうでない人もいる。
こうしたらいいのにを他人にぶつける人もいれば、いろんな人がいるよなと流せる人もいるわけです。
ここからは私の妄想ですが・・・
お姉さまBが主張が強い人だったら、もしかしたらお姉さまAに向けて「あんた最初から味噌汁の容器が置きやすいように持ち帰り容器おいてや。毎回変えてんねん」
#急な関西弁
と言うかもしれないな、と。
でもお姉さまBがは粛々と向きを変えてくれました笑
一方、お姉さまAにからすれば、そんなことは考えてもいないかもしれないし、お味噌汁をとるかわからないからとりあえずそうしているのかもしれないし、あそこでBさんが向きを変えることを知っているからそうしているかもしれない。
人にはそれぞれ正しさがあるわけです。
私が人とうまくいかないときは、こうすればいいのにな、が湧いてきてそれが抑えられないとき。一回や二回ではなんともないけど、積み重ねるとだめかなと思います。あとはトータルでみて、なんか全体的に自分と違うなという人は苦手。というかわからないので怖いんです。
あ、そこは一緒!と思えたら、共通点があると思えると楽なんですけどね。
みなさんは、いかがですか?
みなさんの一日がすてきな一日になりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。