治らなくていいんだと諦めないで〜うつを抜け出すヒント〜
これまで自分に自信をもって生きてきた。それなりに成果を出すことで認められてきた。自分を信じてやってきた。だけど、うつになって、その自信を失った。自分を信じて生きてきたからこそ、自信を失った今、何を信じていいのかわからない。
そんなあなたへ。
これまでもってきた自分への自信を失うのは、しんどいことだと思います。
そして今まで、あなたはよくやってきたんだと思います。
まずは、よくやったと自分を認めてください。
そして・・・うつを治すには。
どうしても自分を受け入れ、病気を受け入れ、変えていくというステップをふむ時期が必要です。自信をもってやってきた、自分を信じてきたあなたには、それはわかっていても、とても難しいことだと思うんです。
信じてきた自分、自信があった自分が、うつになって、うまくいかなくなったような感覚が強ければ強いほど、なおさら。
そんなあなただからこそ、病気を受け入れる必要がある、変わらないといけない部分がある、ということにだって、きっと気づいていることでしょう。
今の自分と過去の自分のギャップに、悩んでいるかもしれない。
私にも、明確な答えはないのだけど・・・やっぱり受け入れていくことが何よりの近道だと思います。
うつになったからといって、何も自信を失う必要なんてない。
うつになったからといって、自分を信じられなくなる必要もない。
もしかしたら、あなたが自信を取り戻すには、そのうつになった自分を糧にして、這い上がってやろうという精神かもしれない。いつまでも、うつの自分でいなくていいんです。いたくないけど、うつでいる自分を、少しだけ超えてみてほしい。
精神論ではなく、あなたには、その力があるはずです。
もう諦めた、調子の悪いままでいいんだと、そう思い初めてしまうと、治るものも治らなくなってしまうから、気をつけてほしいです。
病気ならなんでもそうですが、自分が「治そう」と思えないと治らない。だから、その「治そう」という気持ちだけはもってほしいんです。
病気でいい、仕方ない、治らないよりも少しだけでいいから「治そう」という気持ちが上回るようにしてほしいんです。
「治そう」という思いがもてないとしたら、「今より少しよくなってみたいな」でもいい。今のところから出られなくなるということだけは避けてほしいんです。
自分を信じてきていればいるほど、医者や医療スタッフのいうことよりも、自分のことは自分がわかっているからと思いがち。
でもね、それだけは明確に、もしかしたら傷つくかもしれないけどお伝えしておきたい。
自分のことは、自分ではよくわからない。
一番わかっていないかもしれない。
自分を信じてきたあなただからこそ、今こそ、他の人のことを信じるという気持ちが必要です。少しずつでもいいので。
ひとりよがりになってしまうと、よくなるものもよくならない。自分だけの世界に、殻に閉じこもると、よくなるものもよくならない。
もうこれでいいんだ、と。
今のままでいいんだ、と言うかもしれないけれど、私は伝えたい。そのままでは、あなたの人生がもったいないように思う。ほっといてくれと思うかもしれないけど。
私は、あなたがうつになって、そこからもう一度でも二度でもやり直して、よくなって、その生き様を誰かがみて、あなたが誰かに伝えることで、また新たに救われるひとがたくさんいるのではないかと思うし、何より、あなたによい人生を送ってほしいのです。
ずっと暗い顔で、冴えない気持ちで過ごすのではなく、すてきな笑顔と秘めているユーモアと仕事のできるあなたを取り戻してほしいのです。
余計なことかもしれないけど、ただただ、そう思っています。
これを読んでくださったみなさまが健やかでありますように。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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