仕事のことが頭から離れないあなたへ～うつを抜け出すヒント～

家に帰っても仕事のことを考えてしまう、忘れようとして何かに没頭するけど思い出す。結局、休みたくても休めないそんなあなたへ。

自分のコンディションを整えることも仕事として考えてみるという話です。

家に帰ったら、自分が楽しいことをしてみたらどうか。
家では仕事のことは忘れるようにしよう。
そういうアドバイスを受けたこと、ありませんか？
でも、それができない。どうしても考えてしまう。楽しむことができない。
ひいては、「楽しもうとすると、楽しまなければならないと考えてしまう。」といった方もいるのではないかと思います。

そもそも、なぜ家に帰ってまで仕事のことを考えないほうがいいのか、という観点も必要ですよね。
だって、仕事のことを家で考える方が、仕事が進む場合もあるじゃないですか。

そういうときは、自分のコンディションを基準に考えてみてはどうかな、と思うんです。

世の中には、ずっと仕事をしていても大丈夫な人もいます。おそらく、割合的にはわずかですが・・・。そういう人って目立つんですよね。
#そしてなんだかうらやましくも思えます
だから、自分はずっと仕事をしていても大丈夫だ、何の健康被害も起こさない、というひとは、家でも仕事を続けてＯＫです。

ただ、おそらく、この記事を読んでくださる方は、そこにあてはまることはかなり少ないのではないかなと思います。
むしろ、考えようと思わないけど考えてしまう、考えずにはいられない、気づくと考えているという方のほうが多いのではないかと。

では、考えようと思わないけど考えてしまう、考えずにはいられない、気づくと考えているのはなぜでしょうか。
自分の時間を楽しめないのはなぜでしょうか。

人によって理由はさまざまだと思います。
会社だといろんな仕事は入ってきて集中できない、ふとしたときにアイデアが浮かぶことが多いなどなど。
でも、考える癖になっている、自分はそういう性格だ、といったように「自分はもうそうなっても仕方ない」と考え始めると危険です。
だって、それは解決しないから。
癖や性格だからとしてしまって、「自分はそんなもんだ」と思い込みだしたら、絶対に修正できなくなっちゃうんです。

でも、なぜそこまでして仕事のことを家で考えない方がいいのか・・・
それは至極単純で、そうしている人は病気になりやすいから、です。

職場で仕事をする→家でも仕事のことをずっと考える→休まることなく職場で仕事をする→家でもまた仕事のことをずっと考える→・・・のループです。
しんどいんです、これは。
しんどそうでしょ？
短期間ならもつかもしれませんが、かもレベルです。

それでも休めないというひとへ。
自分のコンディションを整えることを仕事だと考えてみては、どうでしょうか。

仕事をしていく上でコンディションってすごく大事じゃないですか。
コンディションが悪いと、いらいらしたり、決断力が落ちたり、思考力が落ちたり、問題に立ち向かおうという気力も奪われることだってあるわけですよ。

そこで、家で仕事のことを考えないことは、自分のコンディション調整の一環だとしてみてください。
コンディションを整えて、また仕事に向かう。
だから楽しまなくてもいい。
ただ、コンディションを整える。
完全に休む方がいいなら一日寝る、外にで運動するほうがよさそうならしてみる、何かに没頭したほうがいいならやってみるなどなど。
そこに楽しみも何も必要ありません。
ただ、コンディションを整えるだけ、です。

休みを予定にしちゃってもOKです。
あらかじめ予定しておく。この日は休み。
休みを仕事と考える。
仕事したいなら、休みも仕事にする。
逆転の発想です！
そして、とにかく休む。

私はコンディションが悪いときには、可能な限り仕事を休むことにしました。もちろん、休んでも大丈夫な日に限りです。無理なときは、早く帰って寝る。休みの日は、ひとりになる時間をとる。
本当はばりばり仕事をこなしたい。でも、今の自分には難しいんです。
もうそう割り切るようにしかない。
仕方ない。ときどきもっとできたらと思うけど、仕方ないんです。
私のコンディションが悪いのは、いらいらしているとき、何かしないとと仕事ややることを詰め込みすぎるときが目安です。
もちろん、うまくいかないときもあります。でも、以前より少しは楽になりました。

あなたも、コンディションを調整するという目的で、家での仕事をやめてみませんか？

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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