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小惑星りゅうぐうから「塩」が発見され「ウラシマ」感が増す

はさぶさ2が持ち帰ったサンプルから、日本の研究グループがすごい発見をしました。

はやぶさ2は、すでに過去有機物が見つかったニュースが騒がれていました。過去の関連投稿を引用しておきます。

で、今回の差分は「塩」です。
細かくは、塩の化学式「塩化ナトリウム」を構成するナトリウムです。

それがあると生命にとって何がうれしいのか?

なかなかピンとこないと思います。

実は以前に、ナトリウムが地球そしてそこで生まれた生命のチューニングに貢献している、という話をしたので引用します。

ようは、
海に溶けたナトリウムの役割を学んで、人体のエネルギー調整剤として重要な役割を担っている(仮説)
という話です。

ということで、地球の歴史をたどるとすればナトリウムの存在は重要な役割を担うということです。

ちなみに今回新たに、有機硫黄分子群も見つかり、これらも今後の生命進化に大きな意義を持つようです。このあたりは、どこかでもう少し調べてみたいと思います。

で、ここで急角度の話をします。(完全なノリです☺)

今回の発見をロマンティックに例えると、竜宮城から持ち帰った玉手箱を開けたら「塩」が入っていたわけです。

実は、元ネタ「浦島太郎」にもモデルがおり(諸説あり)、その一人が
塩土老翁 (しおつつのおじ)
という方です。

ちょっとぞくっとしませんか?(こじつけとはわかってますが・・・)

せっかくなので紹介サイトをもとにもう少し掘り下げます。(タイトル画像も記事内画像より引用)

この塩土老翁 にもさらにモデルがおり、「武内宿禰 (たけのうちのすくね) 」で、伝説では360歳まで生きたとされます。

日本初の歴史書「古事記」にも登場し、景行天皇から成務・仲哀・応神・仁徳まで、5代の天皇に244年間務めたようです。

この時期の古代史は、神話とごった煮でなかなか現実的でない出来事が起こります。

Wikiによると、塩土老翁は名前の通り「塩」にまつわる神だそうです。該当部を引用しておきます。

塩土老翁神は人々に塩づくりを教えたという言い伝えから、製塩の神として信仰されるほか、前述の通り、海幸山幸の神話において山幸彦海神の宮へ導いたことや、神武東征の際に「東に良い土地がある」と助言したこと、また鹿島・香取の神の東北平定の際に道案内を務めたと伝わることなどから、導きの神や交通安全の神としての信仰がある。これらの他にも、シオ(潮)を掌る神ということから、大漁満足や海上安全、また安産などの神としても信仰される。

出所:Wikipedia「塩土老翁」

今回の生命を育んだ「塩」と紐づけるのはあまりにも非科学的で辛い反応がきそうですが、たまにはそんな符合にも酔ってみたいです。

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