車窓から感じる秋の色と、癒しの記憶
どんどん日が暮れるのが早くなるこの時期。
娘の受験関係で、土日も休みなくあちこちへと出かける私。
車を走らせない日はないほどだけど、平日はほとんど外の景色を気にすることもなく通勤している。
お休みの日なのに、用事ばかり。
つい「せっかくの休日なのに」と思ってしまうこともあるけれど、ふと外の景色を楽しみながら運転できるのも、悪くないなって思う。
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気づけば、秋の色がこんなにも鮮やかだ。木々が見事に紅葉している。
2年前、体調を崩して仕事をしばらく休んでいたあの頃も、ちょうどこんな季節だった。
やっと体力が戻り、ゆっくりと歩き始めたあの日々。
たくさん歩いて、たくさん自然を感じて、元気をもらったなあ。
紅葉を見ると、その時の気持ちがふわりと蘇る。
しんどかったことも、少しずつ回復するものなんだってことも。
時々見返す、あの頃撮り溜めた紅葉の写真。
何気ない散歩道や公園での一枚一枚。
今年はまだ、車の窓越しでしか感じられないけれど、自然がくれる色と力に、今も変わらず癒されている。
自然の存在に気づくその感覚だけは、いつまでも大切にしていきたいな。