マガジンのカバー画像

発達支援の研究と実践をつなぐ部屋

このマガジンでは、エビデンスベースの支援実践、最新の論文情報、アセスメントの解釈、現場の先生・職員からいただくお悩みなど、発達支援に関わる質の高い情報を毎日お届けします。 (対…
このマガジンでは、月に20本の投稿を行います。また、根拠ある発信を心がけていますので、記事で紹介さ…
¥2,000 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#発達障害

【3つの仮説から考える】発達障害は増えているのか?

発達障害は増えているのか?というテーマは、長年議論の的でもあります。 「発達障害という言…

【9年ぶりの変更】DSM-5から、DSM-5TRで追加された3つの重要な視点

アメリカ精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)は、発達障害・精神障害の診断…

【2歳児の13~15%に存在】ことばの理解や対人関係は問題がないのに、ことばの発達が遅…

発達障害の概念が広まるにつれて、我が子の発達を意識する保護者の方が増えています。 その中…

〜27段階指導!?〜トイレトレーニングの指導ステップ表

トイレトレーニングの指導ステップに関する論文をもとに、以下のような表を作成してみました。…

〜今までと全く違うアプローチ?〜現在、最も注目されている次世代の自閉症薬とは?

自閉スペクトラム症(ASD)は、脳の個性であり、根本的な治療はありません。 唯一、強い癇癪…

〜発達障害の子どもは◯月に要注意!?〜各月で荒れやすい要因と対策を整理

発達障害の子どもは、様々な要因で行動が悪化しやすくなります。 記事を書いている、10月現在…

〜一番大変なケース?〜担任は子どもの発達が気になるが、保護者は気にしていない時はどうする?

特別支援が必要な子どもたちの成長は、家庭と園・学校との協力が前提となります。 しかし、「担任は子どもの発達が気になっているが、保護者は気にしてないので話を聞いてくれません」という前提が築けないケースもあります。 一体、どう対応をしていけばいいでしょうか? 正解はないため、私の個人的な意見となっていますが、 ◯◯表 ◯◯づくり が、キーになると思います。 以下の動画で解説していきます。 (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能に

白黒思考で一番にこだわる子にどうアプローチする

今回は、「勝ち負けにこだわり、順番も「1番じゃなきゃ嫌だ!」という子が集団生活を送る上で…

「診断告知は必要ですか?」と聞かれたらどうする? 〜診断告知が有効に働く場面を整…

特別支援教育や児童福祉の現場では、発達障害/軽度知的障害(グレーゾーン)の数が増加するに…

〜どんな感覚の発達を促す?〜個別の感覚に特化した3種類の感覚統合療法とは?

日本では、感覚統合療法は広く知られていますが、専門で行っている施設はまだまだ少ないと言え…

〜あなたの施設はちゃんとできている?〜感覚統合療法が適切に行われているかを評価す…

感覚統合療法は、アメリカの作業療法士エアーズが、1960年代に学習障害児を研究する中で生まれ…

なぜ発達障害の人は、睡眠障害の併発が多くなるのか?

睡眠障害とは、睡眠に何からの困難を抱えている状態を指します。不眠症を代表として、 ▶︎起…

自分も相手も楽になる!〜ワーキングメモリの負担が少ない関わり方8選〜

近年、発達障害が注目されると同時に、支援方法としてワーキングメモリ/Working Memory(以下W…

体験・視覚化・動作〜3種類の時間感覚の教え方とは?〜

保護者からの相談で、「時間の感覚がないから、身につけて欲しい」と言う要望があります。 しかし、時間の感覚は、個々人によって差が大きいことが知られています。実際に、大人が考える時間の感覚は、多くは子どもや発達障害のある人にとっては、異なっているものなので難しい概念です。 皆さんは、時間感覚をどう教えますか?今回は、3種類の時間感覚の指導方法について紹介します。 ①時間の視覚化時間感覚の指導で代表的なものは、 「腕時計をつけて行動する」 という方法があります。 時間の感覚