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限界を迎える前に吐き出す

「早くしてよ!!」
子どもたちを車に乗せアクセルを勢いよく踏む。

どうしていつもギリギリなの……!

バックミラーに目をやると、緊張した面持ちの娘たちの姿が。


あっ……
また、やってしまった。


子どもたちにただイライラをぶつけた罪悪感で
心がぐんと重くなる。

数分遅れたからなんだというんだ。
子どもたちを傷つける必要なんてないだろう。

分かっているはずなのに……できない。


家に帰ってきたあと子どもたちが夢中になって YouTube を見ていた。
私はふたりをぼーっと見つめ

(なんであんな言い方をしてしまったんだろう……)

昼間の自分の声が頭の中でこだました。

ビクッと怖がる子どもたちの姿がありありと思い出される。

ほっぺを赤くしてタブレットを見ている子どもたちはなんとも愛らしい。

それなのに

どうしてこうも余裕がなくなるんだろう。


このままじゃダメだ。
なんとかしなきゃ。

手帳を手に取りメモ欄を開いた。

「今日もやってしまった…」

ペンを動かしながら頭の中のモヤモヤを言葉にしてみる。
少しずつ、少しずつ、気持ちが整理されていく。



書くことでモヤモヤの正体が見えてくる。

自分の気持ちを整理し次にどうすればいいのか考えられるようになる。

でも、それに気づくのはいつも限界を迎えたあと。

本当は、もっと余裕のあるときに楽しいことが書きたいよ。


こんな感じで「辛いことが起きる」「書く」「客観視する」「モヤモヤに気づく」「対処を考える」のはいかがでしょうか。

辛かったことに向き合うのはパワーが必要です。

でも、苦しみを解き放つとあなたは自分を知り
確実に楽になれますから。

つらかった気持ちはため込まないで。


貴重な時間を使ってここまで読んでくれてありがとうございます。
あなたは前に進もうとしているすばらしい人。

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Koh(コウ)
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