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ちはるのファーストコンタクト(2019年)

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2019年に書かれた(書かれる)「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。300本以上あります。月額購読するよりも割安になっています。
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2019年1月の記事一覧

【本】杉浦真由美『ナースのための教える技術』:ナースによるナースのための教え方

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、杉浦真由美『ナースのための教える技術』(メディカ出版, 2019)を取り上げます。 ■要約教えることは決して難しくない。誰でも「教え上手」になることができる。インストラクショナルデザインの原則を看護現場の具体的な事例を使って無理なく学ぶことのできる本。 ■ポイントこの本は私のゼミで博士号を取得した杉浦真由美さん(札幌医科大学)の最初の本です。杉浦さんはすでに雑誌で連載記事を書いていましたし、同じ出版社が提供しているキャンディ

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【研究】02 研究のつまずき:自分で問いを作ることに慣れていない

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。しばらく「研究におけるつまずき」というテーマで書いています。 前回はこの連載のスタートとして、研究スキルを身につけるということはかなり難しいと書きました。それは端的に言えば、研究スキルが多種多様なスキルから構成されているからです。ざっとリストしただけでも、研究トピックを探すこと、研究の問いを立てること、先行研究を調べること、実験・調査計画を立てること、データを整理し、分析すること、グラフで可視化すること、論文を書くこと、など

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【教える技術】10 ミッションの意味(自発的にやることを強制する矛盾を解く)

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくワーマンの『理解の秘密―マジカル・インストラクション』を材料に書いています。 2019年1月28日に日本イーラーニングコンソーシアムの主催で「New Year Meeting 2019」で登壇しました。熊本大学の鈴木克明先生との対談セミナーを「インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジー」というテーマで実施しました。 その中でこんな話が出ました。社会人が生涯にわたって学び続けるにはどうすればいいかと

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【アドラー心理学の実践】#16 ライフスタイルを変えるにはどうするか

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。10月4日(木)から始まった早稲田大学エクステンションセンター中野校での「アドラー心理学実践講座」(全8回)が終了しました。この連載では、この講座の内容をお伝えしています。講座に参加できなかった方にも、その雰囲気が伝わればいいなと思っています。 今回は、「ライフスタイルを変えるにはどうするか」というトピックです。 前回はライフスタイルがどのように作られるかということを説明しました。私たちは共同体への所属を確保すること、つまり

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【フリー】オンラインは即レス。対面は相手の発言を待つ。

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問は「Peing 質問箱」からお送りください。匿名で送ることができます。 https://peing.net/kogo 今回は、質問がありませんのでフリーテーマで書きます。 私にメールを送った人は気づくと思いますが、寝ている時間を除いてほぼ即レスです。1日、2日と待たせることはほとんどありません。即答できない場合も何かしら返事をするようにしています。ずっとそうしてきました。 オンラインの良さはすぐに

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【経験と感じ】研究発表会の季節でした。

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 この時期は卒論や修論の研究発表会が立て続けに開かれます。 修士課程ゼミ生5人がそろって修士論文を提出しました。そこで恒例の「修論ジャンプ!」写真です。同期生となるメンバーはほぼ偶然に決まります。この期の5人はとてもチームワークが良かったですね。修論の最終チェックもお互いに協力しあって成し遂げました。このようなチームワークで修論を完成させてくれると指導教員は本当に助かるのです。 博士課程のゼミの最終回でした。この1年間

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【雑談】「還暦ユーチューバー」をやろう!

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックで書いています。 前々回は「目指せ、おじさんユーチューバー。」ということで、いつかユーチューバーをやってみたいということを書きました。 エクステンションセンター中野校の講座を受講していただき、今はちはる塾の塾生でもあるしげさんが「しげさんチャンネル」を始めています。 私自身も「向後千春」名でチャンネルを持っていました。ここでは一部の授業ビデオを公開していました。「向後先生のYoutubeを見ました」といわれるときは、ここのビデオ

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【本】アルフレッド・アドラー『生きる意味』:アドラーの原著の読みやすい新訳

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、アルフレッド・アドラー『生きる意味』(興陽館, 2018)を取り上げます。 ■要約「個人を正しく考察するときには、必ず3つの要素をなんらかの形で考慮し、劣等感、克服を目指す努力、共同体感覚がどんな状態なのか突き止める必要があります」 ■ポイントアドラー自身が書いたアドラー心理学の本は岸見一郎さんの長い努力によってかなり翻訳出版されています。しかし正直なところかなり読みにくいので、たくさんの解説本が出されることになりました。私

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【研究】01 研究におけるつまずき

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。 年も変わりましたので、また新しい気持ちになって書いていきましょう。しばらく「研究におけるつまずき」というテーマで書いてみたいと思います。 「おとなの研究コース」というオンラインコースをSPOCという形で開いています。SPOCというのは Small Private Online Courses の略語で、「小さくてプライベートなオンライン講座」という意味です。最大12人の受講生を集めて、私のビデオとファシリテーターの手助け

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【教える技術】09 オンラインの会話は全部、怒っていることを伝えるだけ(かも)

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくワーマンの『理解の秘密―マジカル・インストラクション』を材料に書いています。 前回は、コミュニケーションの大部分は、相手にしてほしいことを伝えるためのインストラクションであり、残りはあいさつや雑談や情報交換だといいました。同様に、ベイトソンは、コミュニケーションには「伝達 (report) と指令 (command)」が含まれているといいます。そして「指令」以外はすべて「私は怒っていませんよ」ということを伝え

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【アドラー心理学の実践】#15 “ライフスタイル”はどのように形成されるか

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。10月4日(木)から始まった早稲田大学エクステンションセンター中野校での「アドラー心理学実践講座」(全8回)が終了しました。この連載では、この講座の内容をお伝えしています。講座に参加できなかった方にも、その雰囲気が伝わればいいなと思っています。 今回は、「”ライフスタイル”はどのように形成されるか」というトピックです。 ライフスタイルはだいたい6歳から10歳までにその基本的「動き」が形成されるといわれています。しかし、それ以

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【2018年まとめ記事】お題拝借7題(その3)

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問は「Peing 質問箱」からお送りください。匿名で送ることができます。 https://peing.net/kogo 2018年も「ちはるのファーストコンタクト」をご愛読いただき、ありがとうございました。年末年始特集として2018年のまとめ記事を載せていきます。 今回お届けするのは、2018年7〜9月の「お題拝借」から7個選んだものです。 [Q01] 大学の授業ってどうノートを取って良いのかわかり

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【経験と感じ】中野エクステンションセンターの「教える技術」講座が全6回で始まりました。

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 中野エクステンションセンターの「教える技術」講座が全6回で始まりました。54人満席の参加を得て、一番広い教室での開講です。参加者の皆さん、ありがとうございます。 この講座は2016年から始まりました。今年で4年目となります。1年目は全部で3回。2年目と3年目は4回。そして今回は6回に拡張しての開催です。リピーターの人は全体の3分の1くらいでした。 初回は50人を超える出席でした。最初のアイスブレークでは、どんなきっか

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【雑談】グループでレッスンをするときは一番うまい人を基準にする。

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックで書いています。 「チハル、これはあなたの仕事だけどね」 この前、テニススクールのコーチがこんなことを言っていた。 「私は、グループでレッスンをするときは一番うまい人を基準にしている。一番うまい人を基準にして進めていけば、残りの人たちはそれになんとかついてくる。それでうまくなっていく。一番へたな人を基準にしたらみんな上達しない」 「ついていけない人が出たらどうする?」私は聞いた。

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