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【研究】02 研究のつまずき:自分で問いを作ることに慣れていない
水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。しばらく「研究におけるつまずき」というテーマで書いています。
前回はこの連載のスタートとして、研究スキルを身につけるということはかなり難しいと書きました。それは端的に言えば、研究スキルが多種多様なスキルから構成されているからです。ざっとリストしただけでも、研究トピックを探すこと、研究の問いを立てること、先行研究を調べること、実験・調査計画を立てること、データを整理し、分析すること、グラフで可視化すること、論文を書くこと、などなどのタスクをこなすためのスキルが必要です。
さらにいえば、このようなスキルを駆使して1つの成果を出すまでに、少なくとも半年はかかります。その期間に、自分をコントロールして継続的にタスクを進めていくことそのものが難しいタスクだといわなければなりません。
そうした中で最初に多くの人がつまずくところは、自分で問いを作ることに慣れていないということです。
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