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平城宮跡を自転車で流したあと、日没までなお時間があったため、もう少し寄り道をしていくこ…
けっして立ち入るべからず……そのように言い伝えられてきた土地を「禁足地(きんそくち)」…
中華料理を出すファミレスの名として、日本ではもっぱらおなじみのバーミヤン……と書き出そ…
長期休館前の一大シリーズ企画「出光美術館の軌跡 ここから、さきへ」の第4弾、トリを飾る…
(承前) 中国の伝説上の仙人たちは、禅者の理想像として、さかんに絵画化された。 雪村…
日本の古美術を主に収蔵する、奈良市の大和文華館。近畿日本鉄道(近鉄)による美術館で、そ…
(承前) 東西の両塔が対峙するその中間に、大相撲の立行司のように、どっしり構えるお堂が金堂である。 小津安二郎監督の映画『宗方姉妹(むねかたきょうだい)』(1950年)には、薬師寺の東塔と金堂が登場する。田中絹代演じる姉・節子が、高峰秀子演じる妹・満里子を連れ出して奈良の寺巡りをする序盤のくだりだ。 金堂の石段に腰掛けて、こんな会話が交わされる。 薬師寺と新薬師寺がごちゃまぜになるという、74年前も変わらない「奈良旅あるある」な会話をとおして、寺巡りを愛好する古
唐招提寺とともに、西ノ京地区を代表する古刹・薬師寺。西ノ京駅すぐの薬師寺から、北側に少…