マガジンのカバー画像

仕事自体をクリエイティブにするためのテキスト

33
デジマ業界での仕事に関するあれこれを書いていくつもりです。同じ業界で仕事をする方々の参考になれば。
運営しているクリエイター

#仕事

オンとオフのスイッチ

オンとオフのスイッチ

どんな仕事であれ、目的があり、やるべきことがあります。

時には苦しいこともあるはずで、それでも乗り越えて行かなければいけないことがあり、そんな時、よく言われている話として、オンとオフを切り替えて、気分をリフレッシュして、気持ちも新たに仕事なりなんなりに取り組む、という考え方があります。間違っていないし、その通りだと思います。それができるならそれに越したことはない。

ただ、オンとオフを切り替える

もっとみる
もっと気軽にPDCAを回すべきという話

もっと気軽にPDCAを回すべきという話

PDCAという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、日頃から「実践している」と断言できる人は少ないのではないでしょうか。

言葉や概念は知っていても、それは自分の仕事や役割ではない、ということだったり、PDCAを回すための定量的な指標を持っていないので回しようがない、といった理由が想定できます。

いわゆるデータ解析やマーケティング、グロース領域における「ザ・PDCA」みたいなものをイメージ

もっとみる
誤解は往々にして手抜きから起きる

誤解は往々にして手抜きから起きる

「コミュニケーション」はいろんな場面でよく使われる言葉であり、概念だと思います。仕事でもプライベートでも。仕事も接客業はもとより、デスクワークでもそうですし、対面でもオンラインでも、たいていの仕事においてコミュニケーションは常に求められます。

ただ、言うほどみんなコミュニケーションってうまくないんじゃないかなって、長年仕事をしてきて思います。僕自身、「コミュニケーション」という言葉には苦手意識が

もっとみる
信頼を勝ち取るための方法

信頼を勝ち取るための方法

当たり前のことを書きますが、人の信頼を得られると、色々とモノゴトを進めやすいです。同じことをするにしても断然スムーズになります。

もちろん、信頼を得るのはそれまでの行為の積み重ねなので、一朝一夕にできるものではないですし、そもそも信頼を得ることで享受できるメリットを目的として信頼を勝ち取りにいくというのは本末転倒と言えます。信頼を裏切る行為と言えなくもありません。

ただ、信頼を得るためのコツは

もっとみる

道に迷った時にすると良いこと

組織人であれ、フリーランスであれ、ビジネスであれ、プライベートであれ、課題に対してどう取り組んだら良いのかわからず、迷子になってしまうことがあると思います。

そんな時は、慌てず騒がず、ノートを取り出して、やるべきことを書き出すことをオススメします。よく言われる手法であり、目新しい話ではないのですが、手垢にまみれているからこそ、安定した効果を発揮してくれる手法とも言えます。

仕事に限らず、もうど

もっとみる
新しくマネージャになった人に贈る組織マネジメントのキホン

新しくマネージャになった人に贈る組織マネジメントのキホン

4月になりました。

今日から新年度になる会社も多いと思います。新しい仕事、新しい役割のスタートとなることも多い時期ですが、今回は新しく組織マネージャになる人に向けて書いてみたいと思います。(また文体変わったな)

以前に「マネジメントとは経営すること」と書きました。マネジメントは「管理ではなく経営なのだ」と理解するだけでも相当に違います。確かに組織を持ち、部下を持つことで、「管理する仕事」は増え

もっとみる

キャリアパスは必要か?

仕事柄、キャリアパスという言葉に触れる機会が多くある。

自分自身や部下のキャリアパスというのもあるし、採用面接でキャリアパスに関する考えを尋ねることもある。

そもそもキャリアパスとは何だろうか。(という書き出しがフォーマット化されてきた気がするのでそろそろ別の書き方も試したい)

キャリアパスとは何か?例によってWikipediaに依るとこうある。

キャリアパスとは経営学用語の一つ。 企業に

もっとみる
仕事をするということ

仕事をするということ

長く会社組織に勤めているので、一緒に働く仲間が会社を辞める場面に遭遇することがそれなりの回数になる。話をする機会があれば、常に念頭に置いていることがある。

それは「無理に引き留めることはしない」ということ。転職をするにしても、しないにしても、その善し悪しは誰にもわからないし、その責任を負えるのは本人だけだと強く思っているからである。自分はその責任を負えないのだから、こちらの勝手な都合で慰留工作を

もっとみる