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発達が気になる子どもへの介入は量より質!
発達が気になる子どもへの介入の効果は研究によって異なり、その効果を疑問視する見方もあります。
これは、研究によって介入のポイントが違ったり、必ずしも専門家が介入しているわけではないことが、要因であるとの指摘があります。
平成24年から令和元年までの7年間で、児童発達支援事業所の数は3倍以上に増えています。
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https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000801033.pdf
場所を作るのに比べて、人を育てるのには時間がかかります。
ここ数年で児童発達支援事業所数は多くなりましたが、専門的な知識・スキルを持っているスタッフがいない、または不十分なことも多いようです。
事業所数が増えてきたことは良いことですが、残念ながら発達支援の質が保証されているとは言い難いと言えるでしょう。
近年の報酬改定により、国家資格を持つセラピストを事業所に配置する方針を国として進めているようですが、国内では子どもの発達を専門としているセラピストの母数がそもそも少ないこともあり、配置が困難な状況があります。
専門的な知識・スキルを持っているスタッフのいる相談先を見つけることは、難しい状況にあります。だからこそ、やみくもに通所できる療育の日数を増やしたり、相談先を増やしていくことには注意が必要です。
量だけでなく、質を高めることに注力することが重要です。はっきりとした目的を定めて、適切な学びを積み重ねることが効果ある介入となります。
質のよい専門家の見分け方
知識とスキルがある専門家は、一定のエビデンスのある介入を実施しています。お子さんの発達、個性、環境(家庭や園、学校など)によって、介入の優先順位や必要な内容が変わりますが、早期介入プログラムは、次のような基本的なスキルを身につけることを支援します。
身体能力
思考力
コミュニケーション能力
社会的スキル
エモーショナルスキル
お子さんに合わせたプログラムを実施するためには、しっかりと評価・検討した上で、目的を明確にしてから取り組むことが重要です。目的がぼんやりしたまま、何となく通っていては、効果を確認することはできません。
何のために、どのようなことに、どの程度の頻度で取り組むのかなど、わからないときはしっかり質問し、納得しながら進めていけるようスタッフと話し合って進めていくことをお勧めします。
こどもとかぞくのサポートルームKNOTでは,知能検査や発達検査だけでなく,ASDなどの発達特性や,言語・運動などの評価も行うことができます。
子どもを専門とした心理士や作業療法士,言語聴覚士,理学療法士が在籍しており,お子様に合わせた介入を実施しております。
ご希望の方は、こちらからお申込みください。