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今流行の「探究学習」とは??

皆さんこんばんは!KnockLearn COOの倉本です。

急に今週から寒くなってきましたが、皆さん体調はいかがでしょうか?私は寒い中でもクーラーと扇風機で部屋をキンキンに冷やして寝るのが大好きです。

今回は現在、教育現場で聞かない日はないくらい話題の「探究学習」についてです。

1.「探究学習」って?

簡単に言えば「問題定義から仮説立て、解決策考案までの流れを勉強しましょ!!」って感じです。

これまでの学校の学習は「問題が提示」されていました。「1+1は何?」「なんで貧困って減らないの?」のような内容です。ここが大きく変わります。

そもそもの問題定義から自分たちでするのです。

例えば「最近多くの外国人を街で見かける」という事実から、「どうして増えているのだろう」ということを考察します。その中で「出稼ぎで日本に来ないと生活できない」「同じ仕事でも国によって収入の差がある」などの「問題」が明らかになります。それらの「問題」を解決するために乗り越えるべき「課題」はなんだろう・・・・のような感じです。

私はこの探究学習の流れを見たときに「ゼロイチ思考」に近い内容だなと思いました。世の中には表面化していないだけで、実は大きな問題となっていることが多くあります。それを発見する力を身につけましょう、というのが「探究学習」の真髄なんじゃないでしょうか。

 2.なんで今「探究学習」なの?

実は2022年度から高校において「総合的な探究の時間」というものが正式にスタートするからです。

「総合の時間」と言えば正直、授業じゃないしめっちゃ楽な時間!という印象ですが、それが大きく変わります。VUCAの時代と呼ばれ変化の激しい現代、自身で課題を発見→解決できる力がこれまで以上に求められています。

本来大学のゼミや研究所でやるような内容ですが、それが前倒しで高校から本格的にスタートします。

その記念すべきスタートが2022年度のため、現在様々な場面で「探究学習」というワードを聞くことが多くなっているのです。

2022年度開始ですが、実は多くの学校で試験的にスタートしています。私もいくつかの学校の探究学習に携わる機会があったのですが、非常に興味深い内容で自身もこんな教育を受けることができたらなと羨ましくなりました。

3.「探究学習」の先にあるもの

既に記述しましたが世の中の問題を発見・解決する力を養うため、社会に出たときに自身で能動的に行動をすることができます。

近年IT化によって、単純作業や誰でもできる仕事というのはロボットやコンピュータにどんどん置き換わっています。

そんな時代ですが人間は生き抜いていかなければなりません。そのスキルとして「探究学習」で学ぶ力は大きな役割を持っています。

ロボットやAIにはできないこと、それを見据えて「探究学習」という時間が設定されているのでしょう。


「探究学習」と聞くと難しそうな内容ですが、コツを掴むと学びがより楽しくなります。学校で行う「探究学習」だけでなく、塾でもさらにそのスキルをアップできるように私たちKnockLearnは社会人講師限定のオンライン家庭教師サービスを提供しています。ただ教科学習をするだけでなく、授業前後にモチベーション教育を行うことで他とは違った学習をお子様へ提供いたします。

この記事の執筆者

倉本 光希/Kuramoto Koki
福岡県出身。福岡県立城南高校卒業。西南学院大学外国語学部英語専攻卒業。大学時代、ベンチャー企業数社で人事・広報責任者を経験。また大手個別指導塾にて4年間講師を経験。現在は大手旅行会社にて教育営業に従事。
KnockLearn COO。


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