免疫力がUPする炒め物、知ってますか?
ウイルスはどこから入って来ると思いますか?
目、口、鼻…どれも正解ですが、全てに共通して存在するものがあります。それは「粘膜」です。
粘膜は体の内側と外側の間にあるものなので細菌やウイルスの侵入を受けやすい場所です。
よって粘膜には免疫機能が備わっているのですが、特定の栄養素が足りていないと粘膜が薄くなりウイルスの侵入を許してしまうことがあります。
喉がイガイガしやすい、目が乾きやすいなんて方は特に必見です。
1.粘膜を正常に保つためのビタミン
そのビタミンとは「ビタミンA」
この栄養素は体内で作ることができないため、食事から取らなければいけません。
粘膜の維持の他に、視覚や骨の成長、がんの発生を抑える作用が確認されています。
そしてもう一つ
「βカロテン」って聞いたことありますか?
なんとこの栄養素は体の中でビタミンAに変わるんです!
普通に生活していたらビタミンAで取るよりも、βカロテンで取る量の方が多いと思うので、こちらを取るのが生活には反映させやすいかもしれません。
また、ビタミンAは成人でも1日3mgが上限量になっています。
特に気をつけてほしいのは妊婦さん。サプリメントなどで過剰摂取してしまうと赤ちゃんが奇形になる可能性もありますから絶対に気をつけてください。
ビタミンAではなく、βカロテンで取った場合にはこの症状は見られないようなので、取る必要があるときはそうしてください。
2.どんな物を食べたらいいのか
ビタミンAが多く含まれる食材としては豚や鶏のレバー、あんこうの肝などがあります。苦手な方も多いかもしれませんが栄養はたっぷり含まれています(個人的には好きですが…)
もちろん食べ過ぎ注意で!
また、しょっちゅう食べるようなものではありませんが、うなぎにも多く含まれています。
そして先ほども説明したβカロテン。
黄色、オレンジ色、赤色、濃い緑色の野菜に多く含まれていて、特に大葉、モロヘイヤ、にんじん、ほうれん草、かぼちゃなどがあります。
どの食材も一度にたくさん食べるような物ではありませんから、少しずつ取り入れていけるといいですね。
3.おすすめの調理方法
ビタミンAは熱に強い性質があります。ですので食材としてレバーを選ぶときもしっかりと火を通して大丈夫です。
加熱が足りないレバーは普通に危険ですしね…
そしてビタミンA、βカロテンはどちらとも油に溶けやすい性質があります。
ですので炒め物にしたり、油と一緒に食べるようにすると体に吸収されやすくなりオススメです!
βカロテンを含む野菜は保存方法があります。
成分が壊れてしまわないように低温で保存するか冷凍野菜にしてしまいましょう。
冷凍野菜にするときは、冷凍前に軽く湯通しすると栄養が壊れるのを防ぐことができますよ!
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