2023 美術展参加の記録
2022年に出産し、今年は育児と仕事の年でした。
もともと美術展・芸術展が好きでしたが、育児を始めてからは難しいかな…と思っていました。
が、託児サービスを探したり、平日も遅くまでやっている展示を見つけたり、平日休みをうまく使ったり...積極的に行こうと思い行動することで、例年よりも多く15の展示に行くことができました。また、芸術鑑賞を目的としていなかった旅先でも素敵な出会いがありました。
このブログは今年の美術展の振り返り・来年楽しみにしている展示の紹介をしていきたいと思います。
1月:武蔵野美術大学 Institute of Innovation 卒業 ・ 修了展 2022
知りたいことに対して直向きに深ぼって行く姿勢を見て、研究の面白さをまた思い出した。自分もテーマを決めて研究したいな〜
1月:DOMANI・明日展 2022–23 百年まえから、百年あとへ
ニューヨークで考え中 読みたくなって全巻買いました
1月:クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"
"包む"を表現の軸にした作家。イメージを具現化する力、実行力、作品の迫力
2月:佐伯祐三ー自画像としての風景
街の風景を描いて生きた画家。最後に買いた郵便配達夫。タッチが強くて風景画にも迫力がある。
3月:産まみむめも
産む、育てるの当たり前を自分では考えていないつもりだったけれど、私も結局常識に縛られていたのかも。
作品を通して、物として表現するだけでなく、「映像作品・劇作品という表現方法を用いること」の説得力の強さを感じた。
4月:ルーヴル美術館展 愛を描く
愛と女神と天使に溢れた展示。
グッズ売り場も天使だらけで可愛らしかった。
4月:さくらももこ展
エッセイを書くことに興味を持ち始めていた頃、一つ一つのエッセイを思わず読んでしまう文章力と親近感、さくらももこってやっぱすごいんだ〜と思った。
6月:マティス展
晩年のマティスの作品、「ロザリオ礼拝堂」のステンドグラス(から差し込む光)の映像が忘れられない。
2023年は旅先の旅館で偶然、マティス作品のレプリカを見つけたり、他の展示会でもマティスの作品に出会ったりと、触れる機会が多いアーティストだった。
8月:さかざきちはる ペンギン街に出る
suicaペンギンのタッチのさまざまな鳥ちゃんたち。可愛かった。
8月:KOICHI KOSUGI Graphic Park
西洋美術にばかり注目していたので、久々のポップなアートワーク。
視覚に直で刺さってくるようなグラフィック、耳にのこるサウンドワーク、見る側を楽しくさせる仕掛け、面白かった!
8月:ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室
色、形、透明度、視覚を揺すぶられる作品群。ジョセフ先生の授業が受けられる。
9月:ミュシャ展 マルチアーティストの先駆者
ポスター作品だけではなくて、商品(モノ)や立体作品まで、今まであまり見れなかった作品も多かった。
常設展も含め、こちらでレポートしてます https://note.com/kmdrism/n/n8a407a3a43b6
11月:テート美術館展 光 ー ターナー、印象派から現代へ
さまざまな光の描き方に触れられる展示。木漏れ日が素敵だった。
東京は激混みだったみたいだけど、大阪は土日でも朝イチならだいぶゆったり回れてよかった。
12月:都市に潜むミエナイモノ展
AIテーマの展示が多く、ポジティブに受け取れるものもあれば、ちょっとネガティブな気持ちになるものも。総じて参加者の思考に訴えかけるものが多かった。
12月:オラファー・エリアソン展
麻布台ヒルズの開館を記念した展示。作品数的にちょっと物足りなかったかも…