自由詩|ことのは こぼれる
急に寒くなった
東京でも明日
木枯らしが吹くらしい
木の葉が
色を変えて
風の中を
旅する季節
それでも木の葉は
つかまえられる
だけど
だけど
だけど
心の中を旅する
ことのはを
つかまえられない
ことのはが
湧き出てきても
ことのはが
降ってきても
心そのものが
弱っているからか
ことのはが
こぼれる
心も身体も
冷えている
冷えているけれども
だからこそ
木枯らしが吹く
明日は
ことのはを
しっかり捕まえたい
気持ちを
表したい
【補足】
「ことのは」はコトバンク
によりますと、
…とあります。
私は1の方で使いましたが、まあ昨日までの私の「あんまりな短歌の数々」なんかは、確かに上手く詠めていないですわなあ😓
なお、2は紀貫之『古今和歌集』仮名序にあります。
古今集の時代は
「美しい和歌は国を安泰にする」
と考えられていたとのことで、
…そうです。
※PDFファイルでしてURLをうまくコピーできなかったのですが、「言の葉」でググると横浜市立牛久保小学校が2023年6月30日付で配布した「牛久保小だより」に上掲の引用部分が掲載されていました。
そういえば「ことのは」ということで、この2曲を。
秦基博「言ノ葉」
絢香「コトノハ」
【追記】
…の部分は、南野陽子「秋のIndication」
の冒頭
…をオマージュしたものです😅
って、また
#昭和歌謡
かよ😁
【追記その2】
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました😊
ではでは(_,’” ▽ ”)
(⬆️767字)
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