続々『竜とそばかすの姫』感想文 ベルの表情の秘密は自己肯定感を取り戻す旅にあった
おそようございます。
三連休は本当によく眠れました。
連休明けはリズムが乱れがちなので、今日の過ごし方、重要です。( ̄▽ ̄;)
さて、何本書くんじゃいという感じですが、引き続き、『竜とそばかすの姫』についての感想文書きます。
ネタバレあるかと思いますのでご容赦ください。
皆さんは同じ映画を最高何回観に行ったことがありますか?
私は3回です。
その映画は『アナも雪の女王』
しかも、字幕1回、残り2回は松たか子さんと神田沙也加さんの歌声が聴きたくて吹き替えで観に行きました。
あの時、なぜあれほどまでに惹きつけられるのか、自分ではよく理解できていませんでした。
今回、『竜とそばかすの姫』を観て、自分なりに腹落ちしました。
それは美しい歌声に勝るとも劣らないエルサとベルの表情だったんです
私はなんの前情報なしに『竜とそばかすの姫』を観に行ったので、アナ雪と今回の映画のベルのキャラクターデザインを手がけた方が同じジン・キムさんという方だとは知りませんでした。
帰宅して、メイキングを観た時にあ〜、そうだったのか〜と。
アナ雪に出てくるエルサも竜とそばかすの姫のベルも、
・自己肯定感低め
・必死で自分なりの幸せを求めてもがいている
・見守ってくれる人はいれど、不幸から引っ張り上げてくれる王子様はいない、自力でなんとかするしかない
・物語を通して成長し、自己肯定感を取り戻していく
・しかし、物語は終わっても悩みが全て解決したわけでなく、これからも主人公たちの悩める人生は続いていく
この5点を主人公たちの表情と物語で、見事に表現しているのです。
言語化できない心の機微をキャラクターデザインで描ききる、本当に素晴らしいな〜と思いました。
私は文章を書くのは好きなのですが、言語化って受け取り方はそれぞれでも、ある程度思考を言葉という枠組みに固めることだとも感じています。
だからこそ、反動から言語化できない何かみたいなのにすごく心惹かれることがあります。
今回のこの映画。
ストーリー的には、なぜ父はすずちゃんを一人で東京に向かわせたのか。
とか、
児童虐待ってそんなに簡単じゃない。
とか、細かいところで、納得いかない部分もあります。
しかし、なによりすずちゃんとベルの歌、ベルの表情で、言語化できない情報を受け取れて、心がとっても豊かになりました。
ここから少し加筆しました。(いつもやん。)
なぜ心が豊かになったか。
エルサもベルも物語の中で、壁にぶつかり、拒絶されても、自分なりに精一杯自分のベストを尽くして、必死に壁を乗り越えて自己肯定感を取り戻してくからです。
その二人の姿に自分の人生を投影し、これまで自己肯定感を取り戻してきた経験を追体験させてもらった
だからこそ、なんとも言えない幸せな気持ちになったのか。
ひとまず『竜とそばかすの姫』感想文は以上です。
恵子さん、お約束を果たせましたかね?
KEROさんと恵子さんさんとお約束した心理的安全性はもう少しお待ちください。
感想文①
感想文②