Koji Maeda

千葉市の会社員。ジェフ千葉 千葉ロッテ 競馬 一口馬主(ノルマンディー、ワラウカド)

Koji Maeda

千葉市の会社員。ジェフ千葉 千葉ロッテ 競馬 一口馬主(ノルマンディー、ワラウカド)

最近の記事

  • 固定された記事

AIで馬体診断してみた(結果編)

表題の通り、AIで競走馬の馬体診断をしてみた話をする。もう少し詳しく言うと、ディープラーニングによる画像分類で1歳馬の立ち姿写真から競走馬として活躍できるかどうかを判定できるものなのか試してみたというもの。最初の記事が結果編というのもおかしな話だが、半信半疑のままにやってみた結果を集計してみたら、思いのほか良い結果が出て驚いたというのがこのタイミングで文章にまとめてみようと思った動機である。 上の写真は社台SSで一般公開されていたディープインパクト(2014/10/10撮影)

    • ノルマンディーオーナーズクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

      2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第21弾として、ノルマンディーオーナーズクラブの診断結果を公開する。 ノルマンディーOCの1次募集馬は全32頭で、診断スコアの平均は0.36となった。社台・ノーザン系以外のクラブとしては標準的な数値と言える。 性別や所属によって平均スコアに大きな差はなく、牡馬平均スコアが0.33で牝馬平均が0.41、また関東入厩予定馬の平均が0.34で関西が0.39と、多少の差はあるものの大きな違いは見られない。さらに募集金額による影響もほとんど見

      • サラブレッドクラブライオン2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

        2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第20弾として、サラブレッドクラブライオンの診断結果を公開する。 TCライオンは全24頭の募集で、診断スコアの平均は0.44となった。社台・ノーザン系以外のクラブとしてはかなり高めの数値で、ここまで公開した今年度の日高系クラブでは、インゼルと並んで最も高い平均値となっている。 募集番号が完全に募集金額順になっているので分かりやすいが、募集金額が高めのほうがスコアが高い傾向が見られる。最高募集金額となっているウインミレーユの2023は

        • 京都サラブレッドクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第19弾として、京都サラブレッドクラブの診断結果を公開する。 京サラは地方所属予定の3頭を含めて全31頭の募集で、診断スコアの平均は0.33となった(JRA入厩予定の29頭では0.36)。社台・ノーザン系以外のクラブとしては平均的な数値と言える。 募集番号が東西(栗東・美浦)、性別で募集金額順になっているのでわかりやすいが、募集金額と診断スコアには必ずしも相関はなさそうに見える。総額2,000万円を超える募集番号1,2番の2頭は平均

        • 固定された記事

        AIで馬体診断してみた(結果編)

          ワラウカド2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第18弾として、ワラウカドの診断結果を公開する。自分の入会しているクラブであり、出資馬選びにも関わるので若干身が引き締まる。 ワラウカドは例年通り全7頭と少数の募集で、診断スコアの平均は0.25となった。社台・ノーザン系以外のクラブとしてもかなり低めの平均スコアとなっている。 個別に診断スコアを見ても、最高評価となったのがチャパティの2023の0.48で、社台・ノーザン系の平均よりやや低い程度でありあまり高いスコアとは言えない。最高

          ワラウカド2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          インゼルサラブレッドクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第17弾として、インゼルサラブレッドクラブの診断結果を公開する。 インゼルは募集中止となった1頭を除き全18頭の募集で、診断スコアの平均は0.44となった。社台・ノーザン系以外のクラブとしては東サラの0.43やグリーンファームの0.41を上回る高めの平均値だが、募集馬ラインナップを見るとここを日高系の括りにしていいのかは疑問はある。 性別平均で見ると、牡馬0.55、牝馬0.37と牡馬のほうが大きく優勢という傾向が見られた。 高額募集

          インゼルサラブレッドクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          キャロットクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第16弾として、キャロットクラブの診断結果を公開する。 キャロットクラブは地方入厩予定の4頭を含めると全96頭の募集で、診断スコアの平均は0.45となった。 性別平均は牡馬0.57、牝馬0.35と牡馬のほうが大きく優勢で、入厩予定の東西別では美浦0.48, 栗東0.43とこちらはそれほど差がなかった。なお地方募集馬は平均0.39とJRA勢よりもちょっと落ちる。 募集価格と診断スコアとの相関については、多くの募集馬がいるので全馬を対象

          キャロットクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          大樹レーシングクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第15弾として、大樹レーシングクラブの診断結果を公開する。 大樹レーシングは全10頭の募集で、診断スコアの平均は0.24と社台・ノーザン系のクラブ以外でもやや低めの結果となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高募集額はネフェルティティの23の募集総額5000万円で、診断スコアは0.19とクラブの平均も下回る低めのスコアとなった。次いでタイキキララの23が3500万円の募集で、これがスコア0.59でこの世代の最高評価である。 2

          大樹レーシングクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          ローレルクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第14弾として、ローレルクラブの診断結果を公開する。 ローレルは当歳時から募集が始まっている馬を含めて全15頭の募集で、診断スコアの平均は0.34となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、頭一つ抜けた最高募集額はコントレイル産駒であるアビーム23の募集総額6000万円で、診断スコアは0.23とクラブの平均と比べても低い評価にとどまった。次いで白毛のゴールドシップ産駒サトノジャスミン23が5000万円の募集で、スコアは0.74となり

          ローレルクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          DMMバヌーシー2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          (2024/09/05: 2期募集馬の10頭の評価を追加。本文は修正なし。) 2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第13弾として、DMMバヌーシーの診断結果を公開する。 DMMバヌーシーは当歳時から募集が始まっている馬も含めて全13頭の募集で、診断スコアの平均は0.25と他のクラブとの比較でも低めの結果となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高募集額(18000万円)にしてクラブ創立初期に大きな活躍をしたラヴズオンリーユーの初仔となるラヴズプレミアムが診断スコ

          DMMバヌーシー2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          グリーンファーム2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第12弾として、グリーンファームの診断結果を公開する。 グリーンファームは特別提供馬という扱いの1頭を含めて全22頭の募集で、診断スコアの平均は0.41となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと(グリーンファームは東西に分かれて募集番号が金額順になっているので分かりやすいのだが)、最高募集額は募集総額3600万円であるアンデスクイーンの23で、診断スコアは0.10とかなり低い評価となっている。次いで3000万円の募集であるコンテッサ

          グリーンファーム2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          YGGオーナーズクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          (2024/10/12: 二次募集馬の11頭の評価を追加。本文は修正なし。) 2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第11弾として、YGGオーナーズクラブの診断結果を公開する。 YGGは既に募集が始まっている2頭に加え、1歳から新規募集を行う中央所属予定の2頭と地方所属予定の4頭の全8頭の募集で、診断スコアの平均は0.62と社台・ノーザン系のクラブを凌ぐ非常に高い平均値となった。 あまり価格の高い馬を募集するクラブではないが、中でも募集額が抜けて高いロードカナロア産駒

          YGGオーナーズクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          ターファイトクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第10弾として、ターファイトクラブの診断結果を公開する。 ターファイトは当歳時から募集が始まっている11頭と、1歳から新規募集を行う10頭の全21頭の募集で、診断スコアの平均は0.34となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高募集額は新規募集馬のコントレイル産駒であるドリームオブジェニーの2023が募集総額6500万円で、診断スコアは0.38とほぼクラブの平均近いものとなった。次いで以前から募集されていた2頭、ヴァローアの20

          ターファイトクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          広尾サラブレッド倶楽部2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第9弾として、広尾サラブレッド倶楽部の診断結果を公開する。 広尾は当歳時から募集が始まっている特別募集、追加募集の分を含めると全15頭の募集で、診断スコアの平均は0.24となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高額8000万円の外国産馬で既に満口となっているOnonimo' 23が0.80と全馬の中で最高スコアを出しているが、それに次ぐ6600万円のディメンシオン' 23が0.10と平均より低く、次いで5100万円のステラリー

          広尾サラブレッド倶楽部2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          ウインレーシングクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第8弾として、ウインレーシングクラブの診断結果を公開する。 ウインは全30頭の募集で、診断スコアの平均は0.30となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高額5800万円のイクスキューズの23が0.35、それに次ぐ4200万円のマリアヴェロニカの23が0.30、次いで3800万円のウインファビラスの23が0.42と、いずれもクラブの平均以上ではあるが特筆するほど高いスコアが出るという結果でではなかった。 一方で診断スコアの高かっ

          ウインレーシングクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          シルクホースクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第7弾として、シルクホースクラブの診断結果を公開する。 シルクは全83頭の募集で、診断スコアの平均は0.50となった。先に公開した社台・ノーザン系のクラブと比較すると、サンデーの0.59、社台の0.53、G1の0.51と比べても若干ではあるが最も低い平均スコアとなった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高額2億円のアーモンドアイの23が0.16、それに次ぐ1億円募集の3頭、サラキアの23が0.32、シャトーブランシュの23が0.0

          シルクホースクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断