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なにか

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#日々の大切な習慣

幕間 余はいかにして献血中毒者となりしか

幕間 余はいかにして献血中毒者となりしか

「タイトルこうしましたけど砂糖中毒の話の方が多くなる気がしてます」
「ん?てことは『ヴァンパイア』の話というより『となりの吸血鬼さん』の話になるか?」

「いえ、もーっと前の『吸血鬼が隣に居るんですが⁉』の話です。」
「恋バナ回で告知してたやつの第一段か。確かにはっくん氏=樹木芽衣先輩がいなけりゃ砂糖中毒者にも献血中毒者にもなってない可能性が高いな」

(↑恋バナ回)

(ページ見つけたけど動いて

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「血液検査」

「血液検査」

「続きます。」
「そういうことは先に言え。」
「人は間違うものです。申し訳ありません。」

ガチャ
「やあ、失礼」
「監査官様!?」
「盗み聞きして悪かったね。実は私も組織の『利他精神に基づいた献血普及』の限界感を感じていたもので。このことは上には言わないと約束しよう。」
「そ、そうですか。」
「なかなかどれも面白い考えだったんじゃないか?だが一つ私にも思い付いたことがあってね。先生がよければこの

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「非日常感」

「非日常感」

「『優しいオタク=記念品』『じっくり育成したいオタク=アメニティ』『沼に引きずり込むタイプのオタク=コミュニケーション』ときて、今回の『関わってはいけないオタク=非日常感』で一区切りのつもりです」
「全員『ヤバいオタク』だよォ…」
「それなら今回のは見ない方がいいかもですね。ヤバさは今までの比じゃないです」

「では、『コミュニケーション』に関して何かありますか?」
「はい、Mさん」
「ありがとう

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「コミュニケーション」

「コミュニケーション」

「思ったより伸びない?」
「お前のインスタ投稿と比較してるなら、あれはフォローすることによって成り立ってるものだと言っておこう」
「なるほど。もう少しフォロー数増やしますか」

ガタッ
「アメニティをインセンティブとする案に関して、何かご意見はありますか?」
「はい」
「ではFさん、どうぞ。」
「はい。アメニティをインセンティブとする案は大変強力だと思います。然しながらあえて難点を挙げるとすると『

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「アメニティ」

「アメニティ」

「ネタがないので予定より早くこっちを動かします」
「それでいいのか」
「こんなところで邪神に負けるわけにはいかんのですよォ!」

ザワザワ
「はい、では意見のある方手を挙げてください」
ピシ
「では、Iさん」
「はい。私はKさんの案における課題改善策として、気象情報のように『献血情報』を動画として発信すればいいと思います。各県単位か地方単位か、デイリーかウイークリーかマンスリーかは実現できる範囲で

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「記念品」

「記念品」

「風が長引きすぎて、このままだと献血に行けないかもって焦ってます」
「三日後か…もしアウトやったら46回目にして初めてだな…」
「せめて50回はノーアウトで行きたいんですよ!」

シーン
「…では、授業を再開しましょうか。
まず、Aさん。今回も当ててしまってごめんなさい。」
「いえ、お役に立ててむしろうれしいのでお気になさらず!」
「有難う。それじゃあ、前回の復習に移ります。
これまで献血を呼びか

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