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幕間 余はいかにして献血中毒者となりしか

「タイトルこうしましたけど砂糖中毒の話の方が多くなる気がしてます」
「ん?てことは『ヴァンパイア』の話というより『となりの吸血鬼さん』の話になるか?」

「いえ、もーっと前の『吸血鬼が隣に居るんですが⁉』の話です。」
「恋バナ回で告知してたやつの第一段か。確かにはっくん氏=樹木芽衣先輩がいなけりゃ砂糖中毒者にも献血中毒者にもなってない可能性が高いな」

(↑恋バナ回)

(ページ見つけたけど動いてない…)

文芸部部誌

「ええ。砂糖中毒に関してはEU先輩も結構戦犯なんですがね…」
「確かにな~恋愛読本とか綺麗すぎた。あと須磨をばっちり作品舞台にしてくれてたのもうれしかったし…」
「まあまあ、今回は一応献血タグも着けるつもりなので話を戻しますよ💦」
「りょーかい。で、吸血鬼がかわいいって話をするの?」
「かわいいなんてもんじゃないです。尊くて悪魔的で萌えで至高至聖で不立文字です。」
「あーうん。どういう所がそうなのかな?」
「外見と、猫を助けようとする心の清らかさと、それをきっかけに教室に来てくれる積極性と、からかってくる奴を返り討ちにする才知と、告白時お手紙で呼び出すピュアさと、自分の素性をきちんと話してくれる信頼と、血を飲みたい欲をちゃんと伝えてくれる素直さと、でもちゃんと気遣ってくれるやさしさと、あと歯が首にかかる官能的感覚」
「…ストーリーを伝えようとしたのか?」
「順番に尊いポイントを挙げていったら全部になっただけです。」
「なるほどね~その時までNHKEテレしか見なかったので『CM?なにそれ』といって驚かれるような小学生だった奴には刺激が強すぎたっと」
「この時にゆがんだ性癖は二度と戻らんのだろうなあと、私は69歳まで二週間に一度の献血を続けることになるのだろうと」
「(インターバル的にそれ69まで童貞ってことだよな…)
まっまあ、『クラリモンド』と『コリントの花嫁』激押ししてたもんなあ。

ラノベ的同人小説だろうが耽美的古典作品だろうが等しく献血時のオカズといった所か?」
「いえ、疑似吸血されることが目的であり、献血というのは一種の副次的成果です。あとネット上にはなかったですがクラリモンドは谷崎訳が好きです。」
「(もうだめだこいつ…)
で、カルデアのマスターでもないのにハロウィンに姫路みゆき献血ルームを予約する気でいると」
「まあ、チェイテピラミッド姫路城の時には神戸新聞が動きましたから…」


姫路みゆき献血ルームのちっちちゃん


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