マガジンのカバー画像

なにか

133
なにかしらになる可能性のあるもの
運営しているクリエイター

2024年9月の記事一覧

⑰

「弾こめだ!早く!」
私は内大臣、輔弼大官、楽師団長と明文に命じた。

内大臣は服から米粒と思しきものを取り出し、砲にいれた。
輔弼大官は紙を取り出してそこに唾をこすりつけ、くしゃくしゃと丸めて砲に入れた。
楽師団長は何処で捕まえたか、ぴくぴく動くカエルを砲に入れた。
明文は吐瀉した鼠の数匹甲板に転がっているのを拾って砲に入れた。
成る程と思って私も吐瀉した花の一つを砲に入れた。

黒い船は随分近

もっとみる
課外発表 「アンパンマンのエキス」について

課外発表 「アンパンマンのエキス」について

「まだ南大阪いけないつらい」
「開所日が限られてるからな~てか読書感想文いつまで放置するんだ?」
「献血関連が終わったらですね」

「本日の作業はこれまで。辞書編集作業は結構大変だと思いますが、各グループに分かれて作業していくと結構進みが早いですね!皆さん、お疲れ様でした。」

「あの、先生?」
「どうされましたか、Kさん?」
「今日私は『アンパンマンのエキス』の項目をつくろうって言ったんですけど

もっとみる
エリアーデの小説の話

エリアーデの小説の話

「今私無の顔をしているんじゃないかな」
「そうだね、あなたの命の一部を削って電子データーをちょっと動かした顔してるね」
「世の中なんて全て内分泌系が作るんだから!お金かけてないならいいじゃないですか・・・・・・」

エリアーデがどんな人か知りたい方はとりあえずウィキペディア見て頂ければ。かなりスゴイ人です。

で、彼の小説に「蛇」という題のものが有りまして、それに以下の詩が、序文というんでしょうか

もっとみる
「大久保町は燃えているか」IF

「大久保町は燃えているか」IF

「アッハハハ」
「うわあやばい」
「アッハハハハハハハハ」

もし明石市大久保町でナチスが復活したら~という小説が有るので、のっとって不死鳥神戸を脳内で分割してみました。

イノウエ・ナチスによる大久保一揆、失敗
イノウエ・ナチス 明石市制を掌握。明石第三帝国成立。兵庫連盟を脱退。
N明石、播磨町の併合工作を開始。姫路、豊岡、F洲本、対明戦線を組織
F洲本、徳島へ侵略を行い国際的に孤立。N明石に接

もっとみる
二十歳の誕生日の思い出の話から始まったはずの話5

二十歳の誕生日の思い出の話から始まったはずの話5

「もう、なにも書きたくないんです・・・・・・」
「想定外に文章を考えさせられたからってそんなにへちょけることはないやろ」
「よしよししてください元気になります」

明石海峡大橋は、明石市にはありません。
でも、「明石海峡大橋の景観」は明石のものです。
富士山が箱根名物なのと同じです。

歴史の話をしますと、律令国家成立時には明石国があり、後に播磨国に合わせられましたがこの時からずっと現在の垂水区、

もっとみる
二十歳の誕生日の思い出の話から脱線する話4

二十歳の誕生日の思い出の話から脱線する話4

「なんで琉球黒糖ラテが兵庫ルームから一掃されているのだ?」
「グランドが入れたから梅田まで飲みに行けばいいよ」
「琉黒のない兵庫ルームなど白あんのないメロンパン!」

前の話ですが、京都であった交流会的なものに参加して出身地紹介をしたとき、衝撃の発言がありました。
「明石焼きってタコ焼きの柔らかくてタコ入ってないやつよね」

今書いていても本当にあった発言とは思えないのですが、本当にあったのでない

もっとみる
二十歳の誕生日の思い出の話から続く話話4

二十歳の誕生日の思い出の話から続く話話4

「なんで生理的嫌悪なんてのが有るんですかね」
「それ以上は陰謀論では?」
「私は爬虫類好きなんですよな~マルセイ!の作者くらいに」

では、戦火の話をしましょうか。

私が手塚先生を奉じて風見鶏の館に凸する根拠としては「アドルフに告ぐ」の主人公の一人、アドルフ・カウフマンの家が風見鶏の館をモデルとしていると思われるからです。
以前神戸ゆかりの美術館で関連展示やってたので見に行きました。

この作品

もっとみる
二十歳の誕生日の思い出の話から始まった話3

二十歳の誕生日の思い出の話から始まった話3

「続けるモチベがないよ・・・・・・」
「へえ?儂が鈴せんぱいより魅力ないって言いたいの?」
「うわあずるい」

風見鶏と時間の話をしましょう。
問題は、チョコレートです。

チョコレート一個が一年分な話です。
私はこれを意識して、高3の2/14の献血にて初めて親以外からもらったバレンタインチョコレートを後生大事にとって置き、受験の試験一日に一個ずつ、一次二次とも二日だったので計四つ、浪人したはずの

もっとみる
番外編 続RedFaction近畿開始に寄せて

番外編 続RedFaction近畿開始に寄せて

「ポートタワーって検索したら福岡のが出てきてびっくりした」
「五大政令指定都市ってなんだっけ?」
「その話はこっちでは言わないでおきましょうや」
「じゃあ、夜更かしは献血の敵だと言っておこう」
「癖ついちゃうと抜けないのつらいです」
「・・・・・・そろそろ本題行こうか、今回はVについて語るのだろう?」

「烏滸がましすぎるのですがね。私はVをただ生誕時から知っているというだけで、動画も8割は見れて

もっとみる
番外編 RedFaction近畿開始に寄せて

番外編 RedFaction近畿開始に寄せて

「同じこと続けるのに向いてない人間です」
「だからって唐突すぎやしないか?」
「まあまあ、RedFactionはドナーや呼びかけボランティアでも知らない方が多いですから」
「プレ会員の次くらいに認知度が低いよな」
「と言いつつインターバルで私が次できるのは25ですが」

「さんさんなのは何か理由が?」
「X(旧Twitter)のフォローしたよって言いに行けてなかったので」
「成る程ね。今じゃ前紹介

もっとみる
二十歳の誕生日の思い出の話から始まっている話2

二十歳の誕生日の思い出の話から始まっている話2

「まにあってる?間に合ってます?」
「なんとかまだ大丈夫」
「書き終えられるかですねあとは」

前回のfateと日本酒について先ずは説明を。

fateシリーズの中心舞台の一つとして設定されている冬木市という架空都市がありますが、この街の建造物・風景の一部が神戸市内のものをモデルとしていることで知られておりまして、それをもとにしたのが先に挙げた観光イベントな訳です、が、冬木市の建造物なら明石にもあ

もっとみる
二十歳の誕生日の思い出の話から始まる話1

二十歳の誕生日の思い出の話から始まる話1

「なんかめっちゃスキされてる?」
「わからんもんやなあ」
「・・・・・・もしかして時間帯のせいかも?」

先ずはこちらのポスト(旧ツイート)をご覧ください。

よろしいでしょうか。
まあこれまでもCTの話からちょくちょくFateシリーズを引合いに出したりしてるにもかかわらずその情報源は基本二次創作かまとめサイトからで作品そのものは全く接する機会もない人間なので、此方からこれが何なのかを説明するのも

もっとみる
ものを書くことについて

ものを書くことについて

「なんで私は116回も何かを書けたのか不思議で仕方がないのです」
「数学的帰納法よーい」
「今書くことと明日描くことが必然的に結びついてるわけが・・・・・・」

まあ、ネタがないんです。

で、学級日誌の事を思い出しました。

私の学校には一部で、日直(兵庫県では日番!直って何なんですかね?月番とか年番とか週番とかちゃんと変換されるのにニチバンってなるの納得いかね~)が先生に提出する所謂学級日誌と

もっとみる
天才を演じる話

天才を演じる話

「ネタがどんどん枯れていく」
「それでいいのだ」
「さいですか」

私はダリの変人性にこの地球に存在する最も強い言葉で敬意を表します。
あとニコラ・テスラも好きです。

私は集団生活というものの本当に最初の方から自分が人と違う存在な感じを持っていた気がします。

ただまあ、そのころはせいぜい外遊びが嫌いでひたすら本を読む存在だったってくらいなので、余りにも自意識過剰というか、社会全体で見たら同じよ

もっとみる