この暑さはいつまで続く!?イギリス夏の思い出カクテル「Pimm's Cup(ピムス・カップ)」でクールダウン
9月も2週間が過ぎ、気分的にはそろそろ秋を感じたい……しかし、まだまだ猛暑日は続きそうな予感がします。英国から帰国後4年ぶりに過ごす日本の夏は、6月からずっと30度越え + 湿気(猛烈!)の日々。
カラダはすっかり忘れているため「こんな感じだったかも?」「いやいや、亜熱帯化さらに進んでるよね!?」と動揺しつつ、バテないように!と必死な4ヶ月目に突入している今日この頃です。
そんな中、英国の夏には欠かせない定番ドリンク「Pimm's Cup(ピムス・カップ)」が、我が家の夏バテ解消とリフレッシュをサポートしてくれたように感じているので(9月後半もまだまだ飲みたくなりそう!)日本でも作りやすい方法をご紹介したいと思います。
Pimm's Cup(ピムス・カップ)とは?
ピムス・カップは英国でとても人気があるカクテルのひとつ。
元となるジンベースのリキュール「Pimm's 」に、好みのフルーツ(イチゴ・オレンジ・レモン・リンゴなど)と、ミント、キュウリ、レモネードやジンジャーエールなどを混ぜて作ります。1800年代半ばにジェームズ・ピム氏が考案。
イギリスでは短い夏の日々を満喫するために欠かせない飲み物とされていて、パブや屋外イベントなどでは多くの人がピムス・カップを飲みながら、家族や友人たちとの時間を楽しむ姿が見られます。
なお「ジン」は元々、熱病対策のため薬用酒として誕生したといわれているため、夏バテ予防に飲むドリンクとして最適なのです!
また、ロンドンで夏に開催されるテニスのウィンブルドン選手権では、会場のあちこちに専用バーが設けられ、ピムス・カップを飲みながら観戦するのがお決まりになっているのだとか。
作り方を紹介する前に、最もオリジナルだと思われるレシピをメモしておこうと思います。
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グラス1杯分
グラスに氷を入れ、50ml のピムスNo.1 に 150ml のレモネードを注ぎ、ミントとスライスしたオレンジ、イチゴ、きゅうりを加え混ぜる。
しかし、アレンジは自在で、飲む場所によって使われている材料も様々だったので、お好みの材料で夏の英国気分を楽しんでもらえたら嬉しいです♪
英国・夏の定番カクテル「Pimm's Cup」の作り方(日本版)
今回、ベースとなる「ピムス」の他に用意した材料は
・ミント
・きゅうり
・オレンジ(ワックス不使用)
・冷凍ラズベリー
・冷凍ブルーベリー
・レモネード(炭酸タイプ)
☑︎ Pimm's The Original No.1 Cup は酒屋さんで購入しました。Amazonなどのオンライン販売でも入手できるかと。
☑︎イチゴは、日本で夏に入手しにくい果物なので(あっても高い)、ブルーベリーとラズベリーで代用することにしました。冷凍なら入手しやすく、どちらもイチゴと並ぶイギリス夏フルーツの定番です。どちらか一種類のみ使っても良いでしょう。
☑︎リンゴを入れるレシピもありますが、こちらも夏は出回りにくい果物なので省くことにしました。リンゴなしのピムス・カップもあるので、お好みでどうぞ♪
☑︎レモンは、レモネードを使うので省きました。
ジンジャーエールやレモン系以外の炭酸飲料で作る場合は上記フルーツにレモンを追加するとよいでしょう。また、お店によっては Spriteのようなサイダーで作っている場合もありました。
もし、レモネードでも英国気分を!という場合にはフェンティマンスの「ビクトリアンレモネード」や「ローズレモネード」もオススメです♪
作り方は簡単!
きゅうりはスライスまたは輪切りに、オレンジも薄めに輪切りします。
※ミントやベリー類なども含め各材料、適量でOK!
グラスまたはピッチャーに氷を入れる。
〈ピムス〉と〈レモネード〉の割合は目安として、ピムスの量 1 に対して 3〜5倍のレモネードを注ぎます。
(筆者はアルコールに弱い体質のため 1:5 で作っています)
スライスしたきゅうり・オレンジとラズベリー・ブルーベリー・ミントを加えて混ぜたら、完成!
それでは、また!
「ケの日の台所」から生まれる
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