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最近生きててしんどいゼロリスク思考と「極論」に惑わされる時代について

最近生きててしんどいゼロリスク思考と「極論」に惑わされる時代について

ここしばらく仕事で書き上げた下書きの流用を公開してますが、書いてて気持ちが沈んでいく内容ばかりなので、文体が悪くなる箇所があればご容赦願いたいです。

数多くの人が「人体や暮らしの中の健康」について特別勉強するわけでもありませんし、学校でも習いません。しかし、それでも「これは安全です」という情報を教え広めていくことがどれだけ難しいことなのかは分かるはず。それを指し示すための根拠やデータというものが

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「完璧」「批判」「他責」のワルツを踊り続ける私たち自身が日本を追い詰めているオチ

「完璧」「批判」「他責」のワルツを踊り続ける私たち自身が日本を追い詰めているオチ


「付和雷同」による働きと生じた亀裂日本の戦後復興とは単純に「まだあれがない」「これがない」の必要最低限に無いものを片っ端から満たしていくものでした。だから、周りと同じラインに立って足並みを揃える必要があり「付和雷同」で上手くいったわけです。しかし、物質的なニーズから、こういうものがあれば「より豊かな人生があるかもね」というビジネスモデルは「完璧な仕事」を美点としてきた日本と致命的に相性が悪く、向

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なぜ人間は「真実」というコンテンツにこれほど脆いのかという話

なぜ人間は「真実」というコンテンツにこれほど脆いのかという話



クソデカ主語もとい「一般化しすぎ(Over Generalization) 」問題真実という言葉を多用する人の正体

自分のもとに流れてくる情報や感覚は“正しいに違いない”という意識は誰もが持ちうるものだと言われている。そして、怒りや不安の感情が高まると「伝えた方がいい」「この人は信頼できる」と瞬間的に感じてしまう。これが発信者の商いとして地盤になる。
その沼に浸かったら、いつしか是々非々で批

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「上級国民」というエリート層の造語が表沙汰になったのは何故か

「上級国民」というエリート層の造語が表沙汰になったのは何故か

近年になって晒される「上級国民」の失態やミスの報道テレビのニュースでもエリートによる傲慢や失態による話題が埋められている中、あらゆる反応がネットでも見られます。このエリートに対するレズポンスは、最近鋭い意見のものに変わりつつあり、時代が進むごとに彼らは厳しい目で見られるようになっています。

何故、このような対立が近年になって浮かび上がってきたのか?
この答えの一つとしてトピックである「人権問題」

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